...カントの超絶(てうぜつ)哲学(てつがく)や余姚(よよう)の良知説(りやうちせつ)や大(だい)は即(すなは)ち大(だい)なりと雖(いへ)ども臍栗(へそくり)銭(ぜに)を牽摺(ひきず)り出(だ)すの術(じゆつ)は遥(はる)かに生臭(なまぐさ)坊主(ばうず)が南無(なむ)阿弥陀仏(あみだぶつ)に及(およ)ばず...
三文字屋金平 「為文学者経」
...陽明の良知説もこれから来ている...
大隈重信 「始業式訓示」
...良知良能の教えるところに依って...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...これは芸術家の良知である...
高村光太郎 「本邦肖像彫刻技法の推移」
...本来良知・良識・のことでなければならず...
戸坂潤 「哲学の現代的意義」
...良識や良知としての常識は...
戸坂潤 「哲学の現代的意義」
...「慮(おもんぱか)らざる所にして知るものは人の良知なり」と言った通り...
新渡戸稲造 「自警録」
...陽明学者のいう良知...
新渡戸稲造 「自由の真髄」
...良知良能(りょうちりょうのう)がさずかっているのに...
羽仁もと子 「おさなごを発見せよ」
...その良知良能に毎日毎日訴えつつ育ててゆくのだということを...
羽仁もと子 「たましいの教育」
...「内科撰要」や「医範提綱」というような良知が出て...
久生十蘭 「玉取物語」
...字は良知と註してある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...我々は平生良知(りやうち)の学を攻(をさ)めてゐる...
森鴎外 「大塩平八郎」
...併しその良知の哲学からは...
森鴎外 「大塩平八郎」
...氏名を改めて尾崎良知(よしとも)と云ひ...
森鴎外 「津下四郎左衛門」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??