...良心的に子供をとり扱つた學校の教師は...
有島武郎 「子供の世界」
...自主的に良心的にその全能力を発揮するような社会状態となるであろう...
石原莞爾 「最終戦争論」
...真に良心的に悩んできたものは...
伊丹万作 「思い」
...もしも我々が、真に良心的に、かつ厳粛に考えるならば、戦争責任とは、そういうものであろうと思う...
伊丹万作 「戦争責任者の問題」
...ひたむきに良心的に歩かう...
種田山頭火 「其中日記」
...武器は、良心的に、科学的に正しく用いれば、何事も静かに、啓蒙され、指導される...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...その点労協の幹部は充分に良心的に注意深いと思われるが...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...階級対立を良心的にもスッカリ忘れたり見て見ぬ振りが出来る程に...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...唯物史観の定石を良心的に定式的に...
戸坂潤 「読書法」
...過去の理論の誤謬を(良心的に)清算するとかいうこともこの頃流行する位いだ...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...良心的に安っぽく安心しており...
中島敦 「李陵」
...良心的に棄権した場合もあったかもしれない...
宮本百合子 「現実の必要」
...そうすると私共がどんなに良心的によい代議士を選んでも...
宮本百合子 「幸福の建設」
...非良心的に売られたアイスキャンデイを買って食って病気になったり死んでしまったりする子供が...
三好十郎 「恐怖の季節」
...演劇を良心的にやっていて...
三好十郎 「俳優への手紙」
...同君がいつも子どもと良心的に裸になって...
村山俊太郎 「『教室の記録』の編集を終えて」
...この機能は良心的に公正に發揮されねばならず...
山浦貫一 「新憲法の解説」
...ずいぶん良心的に印刷所を初め編集部でも注意に注意を払っていてくれるのだが...
吉川英治 「随筆 新平家」
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