...私は良心的に行動したい...
種田山頭火 「其中日記」
...武器は、良心的に、科学的に正しく用いれば、何事も静かに、啓蒙され、指導される...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...本来的生活は極めて良心的に...
戸坂潤 「思想としての文学」
...その点労協の幹部は充分に良心的に注意深いと思われるが...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...過去の理論の誤謬を(良心的に)清算するとかいうこともこの頃流行する位いだ...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...良心的に安っぽく安心しており...
中島敦 「李陵」
...そして私たちが良心的に行動しようと思うならば...
平林初之輔 「昭和四年の文壇の概観」
...日本の民主化が良心的に課題とされたころ...
宮本百合子 「あとがき(『宮本百合子選集』第十一巻)」
...良心的に棄権した場合もあったかもしれない...
宮本百合子 「現実の必要」
...自分の能力を良心的に十分働かせてゆけば...
宮本百合子 「幸福の建設」
...そうすると私共がどんなに良心的によい代議士を選んでも...
宮本百合子 「幸福の建設」
...経営的に辛うじて成り立たせることの出来る方法も新劇を良心的にやりながらその仕事でもって最低には食って行ける方法も...
三好十郎 「恐怖の季節」
...演劇を良心的にやっていて...
三好十郎 「俳優への手紙」
...中途半端に良心的になつたりすると...
三好十郎 「肌の匂い」
...同君がいつも子どもと良心的に裸になって...
村山俊太郎 「『教室の記録』の編集を終えて」
...良心的に生き甲斐を感じなくなっているのだ...
夢野久作 「探偵小説の真使命」
...はげしく良心的に苦(くるし)む...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...ずいぶん良心的に印刷所を初め編集部でも注意に注意を払っていてくれるのだが...
吉川英治 「随筆 新平家」
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