...良心的に子供をとり扱つた學校の教師は...
有島武郎 「子供の世界」
...もしも我々が、真に良心的に、かつ厳粛に考えるならば、戦争責任とは、そういうものであろうと思う...
伊丹万作 「戦争責任者の問題」
...私は良心的に行動したい...
種田山頭火 「其中日記」
...ひたむきに良心的に歩かう...
種田山頭火 「其中日記」
...もっと良心的に自分たちの義務に対することにしたら...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「妻」
...」しかし庸三は良心的に...
徳田秋声 「仮装人物」
...本来的生活は極めて良心的に...
戸坂潤 「思想としての文学」
...過去の理論の誤謬を(良心的に)清算するとかいうこともこの頃流行する位いだ...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...そして私たちが良心的に行動しようと思うならば...
平林初之輔 「昭和四年の文壇の概観」
...大いにその責任と義務とを良心的に感じている次第だ...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...憂愁をふくんできわめて良心的になっている徹底性も...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...日本の民主化が良心的に課題とされたころ...
宮本百合子 「あとがき(『宮本百合子選集』第十一巻)」
...良心的に棄権した場合もあったかもしれない...
宮本百合子 「現実の必要」
...そうすると私共がどんなに良心的によい代議士を選んでも...
宮本百合子 「幸福の建設」
...経営的に辛うじて成り立たせることの出来る方法も新劇を良心的にやりながらその仕事でもって最低には食って行ける方法も...
三好十郎 「恐怖の季節」
...中途半端に良心的になつたりすると...
三好十郎 「肌の匂い」
...同君がいつも子どもと良心的に裸になって...
村山俊太郎 「『教室の記録』の編集を終えて」
...この機能は良心的に公正に發揮されねばならず...
山浦貫一 「新憲法の解説」
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