...幸に艮齋の子の如き病氣なし...
大町桂月 「親子遠足の感」
...艮風(ならひ)のかざ吹...
薄田泣菫 「泣菫詩抄」
...尼が草庵は嵯峨釈迦堂より艮(うしとら)の方(かた)...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...貴下の忠艮なる臣民フリードリヒ・メルゲルが...
アネッテ・フォン・ドロステ=ヒュルスホフ Annette von Droste=Hulshoff 番匠谷英一訳 「ユダヤ人のブナの木」
...尤も左傳には一ヶ處艮之八といふのがあり...
内藤湖南 「易疑」
...『然らば艮鬼門(うしとらきもん)の方へ...
中山太郎 「本朝変態葬礼史」
...夕方になると艮(うしとら)へまわり...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...生前一度馬を見て死にたしと(『艮斎間話(ごんさいかんわ)』上)...
南方熊楠 「十二支考」
...章斎には安積艮斎の手批(しゆひ)を経た詩稿が家に蔵してある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...焔硝蔵と艮(うしとら)の角(すみ)の青屋口との中間に...
森鴎外 「大塩平八郎」
...安積艮斎(あさかごんさい)...
森鴎外 「渋江抽斎」
...抽斎の生れた文化二年は艮斎が江戸に入る前年で...
森鴎外 「渋江抽斎」
...抽斎は良三を安積艮斎(あさかごんさい)の塾に住み込ませた...
森鴎外 「渋江抽斎」
...優善の友塩田良三(りょうさん)は安積艮斎(あさかごんさい)の塾に入れられていたが...
森鴎外 「渋江抽斎」
...安積艮斎(あさかごんさい)の書を読んで悟る所があった...
森鴎外 「渋江抽斎」
...艮斎の歿した時の齢(よわい)は諸書に異同があって...
森鴎外 「渋江抽斎」
...抽斎が安積艮斎(あさかごんさい)の書を読んで西洋の事を知ったよりも早かった...
森鴎外 「渋江抽斎」
...鋳物師(いものし)の艮斎(こんさい)か」「さ...
吉川英治 「私本太平記」
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