...艨艟罷休(もうどうひきう)あらざる可らずと云ふ代議士あり...
芥川龍之介 「骨董羹」
...十二隻の艨艟(もうどう)一縦列をなして...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...一吾に讎あり、艨艟吼ゆる、讎はゆるすな、男兒の意氣...
夏目漱石 「從軍行」
...火を吐いて沈んでゆく艨艟(もうどう)や...
原民喜 「秋日記」
...伊勢湾に集合した艨艟(もうどう)を見たら...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...百五十隻の艨艟!実にたのもしい...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...二十世紀の無敵艦隊――あの三百隻の艨艟(もうどう)を集めた米国大海軍を向うにまわして...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...艨艟(もうどう)相交りて水雷海を湧(わ)かすが如き...
正岡子規 「俳諧大要」
...神功皇后の三韓を征する時艨艟四十八艘を一木にて造れり...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...魏の艨艟(もうどう)も...
吉川英治 「三国志」
...江上に浮かぶ艨艟(もうどう)の戦艦二十四座の船陣を...
吉川英治 「三国志」
...大船の艨艟(もうどう)をまっ黒に押し展(ひら)き...
吉川英治 「三国志」
...三百余艘の艨艟(もうどう)は...
吉川英治 「三国志」
...すでに団々たる艨艟(もうどう)は眼のまえにあった...
吉川英治 「三国志」
...八十余艘の艨艟(もうどう)が江上を圧している...
吉川英治 「三国志」
...すでにして魏の艨艟(もうどう)は淮水(わいすい)に押し寄せ...
吉川英治 「三国志」
...艨艟(もうどう)数十艘(そう)を浜にならべて軽舸(はしけ)を下ろし...
吉川英治 「新書太閤記」
...数百の艨艟(もうどう)...
吉川英治 「新書太閤記」
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