...艀(はしけ)で本船まで同乘してやつて來たのは來たが...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...艀舟によらざるべからず...
大町桂月 「金華山」
...艀(はしけ)でやって来た...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...その努力は艀(はしけ)から桟橋(さんばし)へ移る程楽ではなかった...
夏目漱石 「それから」
...艀(はしけ)が岸を離(はな)れて...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...艀舟(はしけ)を出して...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...……艀舟へ乗せるわずかの暇に見おくりの親子兄弟と名ごりを惜しませるんですが...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...御浜なり永代橋なりで艀舟へ乗せると...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...海へ飛びこんでエスピオ少尉の艀へ泳いで行った...
久生十蘭 「海難記」
...エスピオ少尉の艀に乗った八十八名の一部で...
久生十蘭 「海難記」
...それで艀で漕ぎつける決心をしたが...
久生十蘭 「藤九郎の島」
...日向組の艀(はしけ)で島裏へ行き...
久生十蘭 「藤九郎の島」
...空籠が艀の中に投げ落される...
火野葦平 「花と龍」
...艀(はしけ)の舷(ふなべり)に寝ていた筈の角助が...
火野葦平 「花と龍」
...艀事務所から当番の役人の知らぬ間に舵を残して持ち去られたあのボートを捜してみよう...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「マリー・ロジェエの怪事件」
...それは黙って艀事務所へ持って行かれ...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「マリー・ロジェエの怪事件」
...そしらぬ顔で艀(はしけ)を進ませた...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...そのお米が――今何げなく眺めた阿波座堀(あわざぼり)の艀(はしけ)の中に...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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