...「坂東武者は馬の上にてこそ口はきき候へども、船軍をば、何でふ修練し候ふべき、たとへば魚の木に上りたるにこそ候はむずらめ」とは、彼等が偽らざる自信なりき...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...「船軍(ふないくさ)の節敵を組み落とし...
寺田寅彦 「空想日録」
...アカイアの軍船軍勢亡ぼして...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...されば彼は曰く、「およそ皇国の士民たるもの、公武に拘らず、貧賤を問わず、推薦抜擢して軍師、舶司と為し、大艦を打造(うちつく)り、船軍を習練し、東北にしては蝦夷(えぞ)、唐太(からふと)、西南にしては流叫(りゅうきゅう)、対馬(つしま)、憧々(しょうしょう)と往来し、虚日あることなく、通漕捕鯨し、以て操舟を習い海勢を暁(さと)り、然(しか)る後往きて朝鮮、満州及び清国を問い、然る後広東、咬(カルパ)、喜望峯、豪斯多辣理(オーストラリ)には、みな館を設け将士を置き、以て四方の事を探聴し、かつ互市(ごし)の利を征す...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...毛も于禁も船軍の大将という器ではありません...
吉川英治 「三国志」
...船軍(ふないくさ)にも...
吉川英治 「三国志」
...其処へ往来の汽船軍艦が始終出入りしてゐるので...
若山牧水 「岬の端」
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