例文・使い方一覧でみる「船足」の意味


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...けれども無二無三な船足の動揺には打ち勝てなかった...   けれども無二無三な船足の動揺には打ち勝てなかったの読み方
有島武郎 「生まれいずる悩み」

...船足のおそい平靖号の船影は...   船足のおそい平靖号の船影はの読み方
海野十三 「火薬船」

...おくれた船足をとりかえして...   おくれた船足をとりかえしての読み方
海野十三 「火薬船」

...船足(ふなあし)で...   船足での読み方
海野十三 「豆潜水艇の行方」

...船足は、のろのろと鈍くなったが、船の中の緊張は、一層鋭く漲(みなぎ)り渡って来た...   船足は、のろのろと鈍くなったが、船の中の緊張は、一層鋭く漲り渡って来たの読み方
大阪圭吉 「動かぬ鯨群」

...恐ろしく船足が軽い...   恐ろしく船足が軽いの読み方
大阪圭吉 「死の快走船」

...古い型で船足がのろくて...   古い型で船足がのろくての読み方
コナンドイル 三上於莵吉訳 「グロリア・スコット号」

...船足のよくとれてない船がわずかな物にぶつかってもぐらつくと同じく...   船足のよくとれてない船がわずかな物にぶつかってもぐらつくと同じくの読み方
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」

...丁度船の通った後の海上に船足の波が立つと同じく...   丁度船の通った後の海上に船足の波が立つと同じくの読み方
豊島与志雄 「都会の幽気」

...船足で波が割れて長く尾を曳(ひ)いている上に忽然(こつぜん)とかの美人があらわれました...   船足で波が割れて長く尾を曳いている上に忽然とかの美人があらわれましたの読み方
夏目漱石 「創作家の態度」

...見るも歯痒(はがゆ)いような船足でのろのろと近づいてゆく...   見るも歯痒いような船足でのろのろと近づいてゆくの読み方
久生十蘭 「キャラコさん」

...伝馬船は長くそのままにして置くと、船底の外部に、貝殻や、青苔がくっついて、船足が重くなる...   伝馬船は長くそのままにして置くと、船底の外部に、貝殻や、青苔がくっついて、船足が重くなるの読み方
火野葦平 「花と龍」

...彼の気持も同じところで船足とともに凝結しているかと思われた...   彼の気持も同じところで船足とともに凝結しているかと思われたの読み方
本庄陸男 「石狩川」

...船足の遅いために此の時追い抜かれて...   船足の遅いために此の時追い抜かれての読み方
牧逸馬 「沈黙の水平線」

...非常時に船足を速めるために...   非常時に船足を速めるためにの読み方
牧逸馬 「沈黙の水平線」

...船足(ふなあし)も早くなければならず...   船足も早くなければならずの読み方
柳田国男 「海上の道」

...人人はただ船足の停るのを今か今かと見守っているばかりである...   人人はただ船足の停るのを今か今かと見守っているばかりであるの読み方
横光利一 「旅愁」

...そして船足が緩くなつた...   そして船足が緩くなつたの読み方
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」

「船足」の読みかた

「船足」の書き方・書き順

いろんなフォントで「船足」


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