...深川の御船蔵前とか...
淡島寒月 「江戸か東京か」
...お船蔵の首尾の松さ...
長谷川時雨 「朝散太夫の末裔」
...三丁の川岸っぷちにそって大小十四棟の御船蔵(おふなぐら)が建ちならんでいる...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...万年橋(まんねんばし)のたもとに御船手組(おふなてぐみ)の組屋敷と船蔵がある...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...ぼんやりと御船蔵を出てきた...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...御船蔵につないでおいた安宅丸(あたけまる)が...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...お船蔵前から永代橋を渡って...
吉川英治 「大岡越前」
...あの御船蔵の卯平にも...
吉川英治 「雲霧閻魔帳」
...お船蔵(ふなぐら)の裏通りから永代橋へ――そして霊岸島(れいがんじま)――鉄砲洲(てっぽうず)――汐留橋(しおどめばし)――日比谷――仙石邸前――伊達家前――金杉橋――と経て泉岳寺へ行き着く予定...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...お船蔵あたりから町駕へ乗った...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...六軒家(けんや)の森ですね」「お船蔵(ふなぐら)の外にあたるではないか」「白状しますが...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...俵一八郎とお鈴を番士に引っ立てさせお船蔵へ急いで行った...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...今にどこからかここへ捕えてまいるであろう」築山(つきやま)の辺からお船蔵境(ふなぐらざかい)の木立――または大殿の屋根から床下に至るまで...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...脱兎(だっと)のごとく船蔵の方へ走ってきた...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...お船蔵の石垣などが右岸に見えだしてきたころも...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...三位卿もすぐに船蔵のほうへ急ぎかけた...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...もうお船蔵へ向って駆けていた...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...船蔵の鼠のように敏速だ...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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