...下船手続きは船員に相談してください...
...父親は船手で、海外から面白いお土産を持って帰ってくれた...
...船手たちは波の高い海で命がけの仕事をしている...
...船手が舵を握って安全に航海する...
...パイレーツ・オブ・カリビアンに出てくるジャック・スパロウは船手であり海賊でもある...
...伯母さんの住んでるのは「お船手」といつて旧幕時代に藩の御船手組のゐたといふ川ばたの小さな家のたてこんだ一郭であつた...
中勘助 「銀の匙」
...船はいつしか狭い堀割の間から御船手屋敷(おふなでやしき)の石垣下を廻(めぐ)ってひろびろとした佃(つくだ)の河口(かわぐち)へ出た...
永井荷風 「散柳窓夕栄」
...御船手や橋番の眼を潜るのは厄介だから...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...御船手や橋番の眼を潜(くぐ)るのは厄介だから...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...御船手付から北町奉行所へとどいた取調書のほうがむしろ詳(くわ)しいくらい...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...谷戸へ上った船手は...
久生十蘭 「うすゆき抄」
...御船手付の船頭と舟子が...
久生十蘭 「奥の海」
...元より船手だの水軍などと称せるような組織はないが...
吉川英治 「黒田如水」
...船手方の者にただしてみると...
吉川英治 「三国志」
...海上には海賊岩松の船手が期して待つとある...
吉川英治 「私本太平記」
...「隠岐ノ判官の船手にちがいないぞ」「すわ...
吉川英治 「私本太平記」
...「四日ほど前、それは風浪の高い日でございましたが、武蔵野からの早打ちに接するやいな、兵船九隻に、兵千七百を乗せ、鎌倉の海へさして船出なされました」「では、その船手は早や、ついそこへ来ておるのだな」「まいっております...
吉川英治 「私本太平記」
...すぐ九隻の船手の指揮者として...
吉川英治 「私本太平記」
...警戒の船列をしいていた北条方の船手が...
吉川英治 「私本太平記」
...熊野の船手は」「いえ...
吉川英治 「私本太平記」
...船手組(ふなてぐみ)のお長屋や役宅の棟が鉤(かぎ)の手なりに建てならび...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...お船手へ帰参のなるように運動をしてくれぬか」というのが...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...今、藩の方々が、彼方の浜に立ち並んで待ちうけておられるし、早速に、船手の者が一名、早舟を漕ぎ出して、武蔵様を迎えに行った」「ではなおさらのこと...
吉川英治 「宮本武蔵」
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