...この車台は英国の物を輸入してそのまま使用したので即ち舶来品でした...
淡島寒月 「銀座は昔からハイカラな所」
...やがて船舶局には...
大阪圭吉 「動かぬ鯨群」
...舶来鉄砲には、第一に三つぼんど筒というのがある...
直木三十五 「近藤勇と科学」
...これは舶来の酒呑童子が甲州へ分家を出したのかも知れぬ...
中里介山 「大菩薩峠」
...支那ヨリ旧ク舶来セシ器物ヲ愛玩スルヲ以テ...
※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]上漁史 「好古小言」
...ナポレオン戦争も済んで貿易と船舶業が恐しい繁栄時代にはいって...
服部之総 「黒船前後」
...大小船舶の碇泊している洞海湾(どうかいわん)は...
火野葦平 「花と龍」
...当時我邦に舶来しておった国際法の書は殆どホウィートンとウールジーの二書に限っておったが...
穂積陳重 「法窓夜話」
...そんな物に飽きたお屋敷の子は珍物(めずらしもの)好きの心から烈(はげ)しい異国趣味に陥って何でも上等舶来と言われなければ喜ばなかった...
水上滝太郎 「山の手の子」
...嬉々としてそれらの船舶を迎えていた...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...近世舶載(はくさい)の商品なども異なる所はないはずである...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...「ほう、舶来だねえ、いつかもこんな吸口の付いたやつをすったことがある、さあいつのことだったか、吾八(ごはち)が崖(がけ)から堕ちる前だったかあとだったか――」斧田が火をつけてやると、老人は旨(うま)そうに頬をへこませて二三服ふかしたが、すぐに火をもみ消して外套のポケットへしまった...
山本周五郎 「麦藁帽子」
...「レオポルデイヌ」はこのポル・エヴァンの前方の繋留場に停舶して...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...――市でも近ごろ見なくなった舶載(はくさい)の上茶だの...
吉川英治 「私本太平記」
...安南(アンナン)あたりの舶載品らしい陶器...
吉川英治 「新書太閤記」
...何を日本へ舶載しようと...
吉川英治 「新書太閤記」
...船舶の彩(いろ)だの...
吉川英治 「宮本武蔵」
...吾々は同一量の粗生原料品や機械や食物や船舶を有っているはずであるから...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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