...舵(かじ)の所に立っている舵とりひとりのこして...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「人魚のひいさま」
...此時まで余と枕合になつて居た胡麻鹽頭の博勞がむつくり起きて突然にどうだといふと舵とりの男は佐渡あらしならいゝが南だからどうも駄目だ...
長塚節 「佐渡が島」
...今では文学のつとめよりも私達の生活の舵とり役の方が専門となつてしまつた...
牧野信一 「三田に来て」
...お母さんの舵とりよろしく...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...舵とりに心をそそぐべき時よ!(セネカ)自然は自分の指導する物事の中には野蛮な物は何一つないことを示そうとして...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...波や風や舵取りが思いのままに西に東にひきまわす哀れな舟よ!波や風や舵とりが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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