...両方掛声をかけて舟歌を歌って分乗して朝もやのなかをいくと...
板谷波山 「美術学校時代の岡倉先生」
...人あらば節面白き舟歌も興がろう...
夏目漱石 「薤露行」
...舟歌は一手に引きうけたぞ...
牧野信一 「ダニューヴの花嫁」
...「舟歌はやはり舟で歌はなければ――滑稽なものだな...
牧野信一 「円卓子での話」
...東京のあの客が来た時には君に頼まう……」この夢深き舟歌を吾等の友へ捧げる...
牧野信一 「円卓子での話」
...文中に東都の地名あれば東都御舟歌ならんと...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...いまは舟歌もない...
吉川英治 「私本太平記」
便利!手書き漢字入力検索