...寮での生活を管理する舎監がいます...
...舎監室にはベッドと机が置いてあります...
...舎監は毎晩寮内を巡回しています...
...昨晩、舎監に注意されてしまいました...
...学校の寮では舎監が寮生の面倒を見ています...
...そして恋というものを生来知らぬげな四十五六の醜い容貌(ようぼう)の舎監は...
有島武郎 「或る女」
...彼女は或るインテルナト即ち少女達の為めの寄宿学校で舎監をしてゐた...
エマ・ゴオルドマン 伊藤野枝訳 「子供の保護」
...合宿の舎監(しゃかん)居間の一室へ招(しょう)じ入れた...
海野十三 「夜泣き鉄骨」
...この舎監居間の前の廊下に...
海野十三 「夜泣き鉄骨」
...それが舎監に知れやしないかとどんなに心配していたかという事や...
相馬泰三 「田舎医師の子」
...同期に入社したぼくの友人の童貞の舎監と共に即死したようなむごたらしい思い出もある...
田中英光 「さようなら」
...農学校の舎監室にKさんを訪ねる(樹明君は山口出張)...
種田山頭火 「其中日記」
...厳重な舎監のいわゆるプロイセン的な規律のもとに教育を受けなければならないのである...
寺田寅彦 「映画雑感(2[#「2」はローマ数字、1-13-22])」
...不自然な世界の中での自然な現象としては舎監やその助手のばあさんがある...
寺田寅彦 「映画雑感(2[#「2」はローマ数字、1-13-22])」
...知己(しるべ)の世話でそのころできました女の学校の舎監になって見ますと...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...女学校の舎監のように安心したのである...
戸坂潤 「社会時評」
...いやこの舎監然たる親切振りは独り映画の風紀検閲やダンスホールの場合には限らない...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...風紀が舎監風にとや角云われる時は...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...それに対するヒステリカルな女学校舎監的なコセつき方を...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...推薦せられて舎監にもなった...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...舎監の先生がときどき見廻りにきて窓越しにじろじろ見回って行く...
中谷宇吉郎 「若き日の思い出」
...この舎監に届け出なかったということは...
平林初之輔 「雑文一束」
...舎監が自分から学生の部屋を歩き廻るようなことはしなかった...
「海流」
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