例文・使い方一覧でみる「舍」の意味


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...往往にして正路(せいろ)を(すて)て...   往往にして正路を舍ての読み方
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」

...一葉がまだ中島歌子の萩の塾で歌の手ほどきを受けてゐた時分の...   一葉がまだ中島歌子の萩の舍塾で歌の手ほどきを受けてゐた時分のの読み方
伊庭心猿 「緑雨と一葉」

...田の物持ちの細君らしい四十五六の...   田舍の物持ちの細君らしい四十五六のの読み方
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」

...遊園を出た女學校々の前に來て...   遊園を出た女學校々舍の前に來ての読み方
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」

...人名は鳥山といふ人を使はして御歌を送りたまひしく...   舍人名は鳥山といふ人を使はして御歌を送りたまひしくの読み方
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」

...誰識百千黌外...   誰識百千黌舍外の読み方
大町桂月 「小石川臺」

...既に純然たる田也...   既に純然たる田舍也の読み方
大町桂月 「町田村の香雪園」

...ある田(なか)の大地主(ぢぬし)の手(て)に渡(わた)つてゐた...   ある田舍の大地主の手に渡つてゐたの読み方
南部修太郎 「夢」

...田の人達は、居間や寢屋を北向の暗い場所に取り、明るい南向のところに、仕事場を設けるので、町の人達が考へると、不思議な間取りになるのです...   田舍の人達は、居間や寢屋を北向の暗い場所に取り、明るい南向のところに、仕事場を設けるので、町の人達が考へると、不思議な間取りになるのですの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...寂しさに少しく慣れてなにがなしこの田をば好しと思へり...   寂しさに少しく慣れてなにがなしこの田舍をば好しと思へりの読み方
萩原朔太郎 「短歌」

...田へ伴なはれてゆくと...   田舍へ伴なはれてゆくとの読み方
長谷川時雨 「日本橋あたり」

...喜場の小學校の下で校長さんに出迎へられ...   喜舍場の小學校の下で校長さんに出迎へられの読み方
濱田耕作 「沖繩の旅」

...田出の常次には...   田舍出の常次にはの読み方
林芙美子 「玄關の手帖」

...田によくある大きな竈口とか...   田舍によくある大きな竈口とかの読み方
堀辰雄 「プルウスト雜記」

...妙賢が王城に來るに逢ひ...   妙賢が王舍城に來るに逢ひの読み方
南方熊楠 「蓮の花開く音を聽く事」

...しようむない田者ですが...   しようむない田舍者ですがの読み方
水上滝太郎 「大阪の宿」

...或者は生れ故郷の土臭い田に歸り...   或者は生れ故郷の土臭い田舍に歸りの読み方
水上瀧太郎 「貝殼追放」

...山梨縣の田の貧しい農家に泊つていて...   山梨縣の田舍の貧しい農家に泊つていての読み方
三好十郎 「肌の匂い」

「舍」の読みかた

「舍」の書き方・書き順

いろんなフォントで「舍」


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