...そんなことを言って舌頭を出すなんて! (表情)...
...彼女は舌頭が巻けるような難しい話をよくする...
...危険な薬品なので舌頭に触れないようにしてください...
...あの人は舌頭が回転するようにうまく喋れる...
...舌頭が痺れて味が感じられなくなった...
...あるいは街談口説(くぜつ)の舌頭(ぜっとう)に上(のぼ)って伝播された名でないのにかかわらず児童走卒にさえ諳んぜられている...
内田魯庵 「八犬伝談余」
...舌頭の火花に興じていた...
江戸川乱歩 「影男」
...筆端舌頭(ひったんぜっとう)に依って猛烈なる立憲的の大運動が起り...
大隈重信 「選挙人に与う」
...安食、その舌頭に觸る...
大町桂月 「宗吾靈堂」
...句を読むものが舌頭に千転する間にこの障壁が消えて二つのものが一つになりいわゆる陪音が鳴り響く...
寺田寅彦 「俳諧の本質的概論」
...彼等は胃の命令と、腸(ちょう)の法律と、皮膚(ひふ)の要求と、舌頭の指揮と、生殖器の催促(さいそく)の外、何の縛(しば)らるゝ処がない...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...おたがいの舌頭から火花が散るように...
中里介山 「大菩薩峠」
...金銀を土瓦のように舌頭であしらっている...
中里介山 「大菩薩峠」
...この怖るべきお喋り坊主の舌頭にかかって相手役を引受けている人の誰であるかが...
中里介山 「大菩薩峠」
...苦沙弥諸先生と三寸の舌頭(ぜっとう)に相互の思想を交換する技倆(ぎりょう)はないが...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...君にしてそんな大議論を舌頭(ぜっとう)に弄(ろう)する以上は...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...が吾舌頭の悪魔は『さあ貴様は天下最高の美味に到達したのだぞ...
村山槐多 「悪魔の舌」
...筆や舌頭で無根底な誇示に酔っている時は去りました...
山本周五郎 「新潮記」
...三寸不爛(ふらん)の舌頭(ぜっとう)を以て朝鮮出漁を絶叫する事...
夢野久作 「爆弾太平記」
...どうだろう」馬春堂はお粂の舌頭ぐらいには...
吉川英治 「江戸三国志」
...まるで舌頭にかけなかつた事などが思ひ出される...
吉川英治 「折々の記」
...三寸不爛(さんずんふらん)の舌頭をもって...
吉川英治 「新書太閤記」
...舌頭にわいてくると...
吉川英治 「親鸞」
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