...彼は舌鋒鋭く論理的に意見を述べた...
...彼女は舌鋒が鋭い人で、議論の場でも活躍している...
...彼は舌鋒が鈍く、話が面白くない...
...隣人同士のケンカになって、舌鋒が戦うような口論に発展した...
...口下手な人でも、舌鋒が鋭くなれば話をするのが楽になる...
...舌鋒(ぜっぽう)するどく...
太宰治 「家庭の幸福」
...けれども友人の舌鋒(ぜっぽう)は...
太宰治 「服装に就いて」
...のべつ幕なしの舌鋒でも...
中里介山 「大菩薩峠」
...ゆかないね」鏡花式の舌鋒(ぜっぽう)が...
野村胡堂 「胡堂百話」
...一票にガツガツすることだけは止(や)めといてね」マンの舌鋒に抗しかねて...
火野葦平 「花と龍」
...舌鋒鋭い弁護士の厳しい質問に脅えて...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...舌鋒(ぜっぽう)がきつくなるからだ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「ギルレイ」
...その非難の舌鋒を鈍らした...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...それにこんな事は女の口を出すことではないのですから」「泰助さまもそれでいいのですか」津留はこんどは舌鋒(ぜっぽう)の向きを変更した...
山本周五郎 「思い違い物語」
...その舌鋒(ぜっぽう)の的になったのは京太で...
山本周五郎 「季節のない街」
...舌鋒(ぜっぽう)の持っていきどころがないようであった...
山本周五郎 「季節のない街」
...少年にしてはあまり鋭すぎる舌鋒(ぜっぽう)に...
山本周五郎 「新潮記」
...前の女を凌ぐ舌鋒(ぜっぽう)でやりこめにかかった...
山本周五郎 「日本婦道記」
...来太の舌鋒(ぜっぽう)も...
山本周五郎 「山彦乙女」
...陳大夫の舌鋒はするどく切りこむように云った...
吉川英治 「三国志」
...その舌鋒(ぜっぽう)は...
吉川英治 「三国志」
...「アアそう……」とかろく舌鋒をおさめて...
吉川英治 「平の将門」
...老人の舌鋒(ぜっぽう)は...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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