...荷風君と押川君とは舊く仲善しであつたのに...
生田葵山 「永井荷風といふ男」
...農村の舊い貴族と云へるでせうが...
石川三四郎 「浪」
...其節は名所舊蹟御案内頼む...
高濱虚子 「俳諧師」
...舊(もと)の主人に弓引くものさへある中に...
高山樗牛 「瀧口入道」
...然るを君には宗族故舊を波濤の上に振捨てて...
高山樗牛 「瀧口入道」
...明末清初の顧炎武は尤も舊唐書を信用した人である...
内藤湖南 「支那史學史概要」
...類事(舊唐志)もしくは類書(新唐志・崇文總目)である...
内藤湖南 「支那目録學」
...栗田氏の國造族類考に中跡直は舊事紀に天椹野命中跡直等祖とあり...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...けれども、彼は一面ラヂカリストなると共に、他面、守舊的であつた...
ビョルンステェルネ・ビョルンソン Bjornstjerne Bjornson 宮原晃一郎訳 「鷲の巣」
...僕たちは初對面とも舊知ともつかぬ挨拶をしました...
堀辰雄 「二人の友」
...アナトオル・フランスの舊スタイル論を難じてゐる...
堀辰雄 「(ポオル・モオランの「タンドル・ストック」)」
...幕府時代の遺民が舊い夢を見ながら...
三島霜川 「平民の娘」
...獨(ひと)り謫天情仙(じやうせん)のみ舊に依(よ)りて...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...家の舊さを見せる巨きな梁を白い漆喰で塗つてあつた...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...薄紅く彩つた極く舊い聖母の像で護られてゐた...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...新聞小説の舊套打破實際問題として...
吉川英治 「折々の記」
...近頃また、舊に復して、ビールの小瓶が市販され出したので、どうかすると、妻と二人で、それをやる...
吉川英治 「折々の記」
...後日故人と交りの厚かつた他の舊友諸子について...
吉川英治 「折々の記」
便利!手書き漢字入力検索
