例文・使い方一覧でみる「興趣」の意味


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...興趣を感ずべき筈なし...   興趣を感ずべき筈なしの読み方
石井研堂 「研堂釣規」

...そのあらゆる解き方を探求してごらんになるのが興趣深いことでせう...   そのあらゆる解き方を探求してごらんになるのが興趣深いことでせうの読み方
佐野昌一 「虫喰ひ算大會」

...ついでに専ら興趣を添えるべくアルビノも...   ついでに専ら興趣を添えるべくアルビノもの読み方
C. スミス C. Smith The Creative CAT 訳 「西洋科学は素晴らしい」

...また別の興趣が期待出来るとみえて...   また別の興趣が期待出来るとみえての読み方
谷譲次 「踊る地平線」

...かえってその間に新しい一種の興趣らしいものを感じさせられるのであろう...   かえってその間に新しい一種の興趣らしいものを感じさせられるのであろうの読み方
寺田寅彦 「カメラをさげて」

...どこでも期待したほどの興趣の得られなかったのに...   どこでも期待したほどの興趣の得られなかったのにの読み方
徳田秋声 「蒼白い月」

...晴れやかな朗かな海上の興趣もふっとんでしまって……ああ...   晴れやかな朗かな海上の興趣もふっとんでしまって……ああの読み方
豊島与志雄 「女人禁制」

...特種の情調なき都會の興趣に乏しきは恰も品性なき人物と面接するに同じである...   特種の情調なき都會の興趣に乏しきは恰も品性なき人物と面接するに同じであるの読み方
永井荷風 「十年振」

...興趣忽(たちまち)索然として踵を回して去ったことがあった...   興趣忽索然として踵を回して去ったことがあったの読み方
永井荷風 「百花園」

...また落掛るように斜(ななめ)に生(は)えた樹木の幹と枝と殊に根の形なぞに絵画的興趣を覚えさせることが多いからである...   また落掛るように斜に生えた樹木の幹と枝と殊に根の形なぞに絵画的興趣を覚えさせることが多いからであるの読み方
永井荷風 「日和下駄」

...興趣は更に湧然として尽きぬのである...   興趣は更に湧然として尽きぬのであるの読み方
藤島武二 「画室の言葉」

...会話は次第に磁力を失い、興趣はやつれ、彼の旅行記は精彩を欠いていった...   会話は次第に磁力を失い、興趣はやつれ、彼の旅行記は精彩を欠いていったの読み方
A. ブラックウッド A. Blackwood The Creative CAT 訳 「盗聴者」

...ベートーベンの楽譜をあげてゐるのに興趣を覚えた故為か...   ベートーベンの楽譜をあげてゐるのに興趣を覚えた故為かの読み方
牧野信一 「幽霊の出る宮殿」

...蓋し最近の名描写たるの興趣が深かつた...   蓋し最近の名描写たるの興趣が深かつたの読み方
牧野信一 「浪曼的時評」

...興趣の汲み方により...   興趣の汲み方によりの読み方
吉川英治 「折々の記」

...この小説の畫題化された興趣もあるし永く觀てゐるうちに...   この小説の畫題化された興趣もあるし永く觀てゐるうちにの読み方
吉川英治 「折々の記」

...それと似た興趣で...   それと似た興趣での読み方
吉川英治 「折々の記」

...吹いては一歩、流しては一歩、夜旅の興趣と、おのれの芸味に酔いつつ来るのだろうか...   吹いては一歩、流しては一歩、夜旅の興趣と、おのれの芸味に酔いつつ来るのだろうかの読み方
吉川英治 「鳴門秘帖」

「興趣」の読みかた

「興趣」の書き方・書き順

いろんなフォントで「興趣」


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