例文・使い方一覧でみる「興趣」の意味


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...遺憾無く興趣を釣り...   遺憾無く興趣を釣りの読み方
石井研堂 「研堂釣規」

...一刻増しに興趣を失っていったのであった...   一刻増しに興趣を失っていったのであったの読み方
橘外男 「陰獣トリステサ」

...……しかも尽きぬ興趣に燃えてまた恍惚(うっとり)と閉ずるその瞳! まったくそれは豊猟に北叟笑(ほくそえ)む猟師の眼...   ……しかも尽きぬ興趣に燃えてまた恍惚と閉ずるその瞳! まったくそれは豊猟に北叟笑む猟師の眼の読み方
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」

...心他門にかわりてさびしおりを第一とす」というのと対照してみると無限の興趣がある...   心他門にかわりてさびしおりを第一とす」というのと対照してみると無限の興趣があるの読み方
寺田寅彦 「俳諧の本質的概論」

...過去の呟(つぶや)きであるが故に愁(うれい)あるものこれを聞けばかえって無限の興趣と感慨とを催す事あたかも商女不レ知亡国恨...   過去の呟きであるが故に愁あるものこれを聞けばかえって無限の興趣と感慨とを催す事あたかも商女不レ知亡国恨の読み方
永井荷風 「雨瀟瀟」

...興趣忽(たちまち)索然として踵を回して去ったことがあった...   興趣忽索然として踵を回して去ったことがあったの読み方
永井荷風 「百花園」

...しかし私の好んで日和下駄を曳摺る東京市中の廃址(はいし)は唯私一個人にのみ興趣を催させるばかりで容易にその特徴を説明することの出来ない平凡な景色である...   しかし私の好んで日和下駄を曳摺る東京市中の廃址は唯私一個人にのみ興趣を催させるばかりで容易にその特徴を説明することの出来ない平凡な景色であるの読み方
永井荷風 「日和下駄」

...それにもかかわらず旧時代の芸術あるがために今もなお一部の人には時として幾分の興趣を催させる事である...   それにもかかわらず旧時代の芸術あるがために今もなお一部の人には時として幾分の興趣を催させる事であるの読み方
永井荷風 「向嶋」

...謂はば実質内部の興趣の発展によつて生ずるものであり...   謂はば実質内部の興趣の発展によつて生ずるものでありの読み方
中原中也 「芸術論覚え書」

...我々は局外者に向って興趣(きょうしゅ)ある一種の結論を提供する事が出来る...   我々は局外者に向って興趣ある一種の結論を提供する事が出来るの読み方
夏目漱石 「文芸委員は何をするか」

...どんなにエキゾチックな興趣(おもむき)を教えこんだであろう...   どんなにエキゾチックな興趣を教えこんだであろうの読み方
長谷川時雨 「西洋の唐茄子」

...たいへん興趣深く語られてゐる...   たいへん興趣深く語られてゐるの読み方
堀辰雄 「「文藝林泉」讀後」

...今回桜井書店主人の需(もと)めを快諾してその中の興趣ありと濫(みだ)りに自分勝手に認めるもの三十七題を択んで...   今回桜井書店主人の需めを快諾してその中の興趣ありと濫りに自分勝手に認めるもの三十七題を択んでの読み方
牧野富太郎 「植物記」

...専らここの卵塔場をば興趣深いものにおぼえてゐる...   専らここの卵塔場をば興趣深いものにおぼえてゐるの読み方
正岡容 「山の手歳事記」

...かれは毎夜のようにかれの伝奇的興趣(でんきてききょうしゅ)をそそるような星座を見出すのであった...   かれは毎夜のようにかれの伝奇的興趣をそそるような星座を見出すのであったの読み方
室生犀星 「幻影の都市」

...老人でなければ興趣の薄らぐ種類にちがいないが...   老人でなければ興趣の薄らぐ種類にちがいないがの読み方
横光利一 「夜の靴」

...読者にもまたべつな興趣がそこに見出されるやもしれません...   読者にもまたべつな興趣がそこに見出されるやもしれませんの読み方
吉川英治 「随筆 新平家」

...暖かき円満なる家庭を有するものは人生に幾分の同情を有し悲哀の興趣を味わい自己を自覚せる人である...   暖かき円満なる家庭を有するものは人生に幾分の同情を有し悲哀の興趣を味わい自己を自覚せる人であるの読み方
和辻哲郎 「霊的本能主義」

「興趣」の読みかた

「興趣」の書き方・書き順

いろんなフォントで「興趣」


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