...この建物もそつくり将軍の舅さんの所有(もの)でさ...
薄田泣菫 「茶話」
...「彦舅(ヒコヂ)」は男性の尊称なり...
高木敏雄 「比較神話学」
...杜陽が一年あまりも帰らないので心配していた舅(おじ)は非常に喜んで...
田中貢太郎 「陳宝祠」
...父の酒飲みなのを知って舅たちが毎夜酒宴を張って...
長谷川時雨 「渡りきらぬ橋」
...死んだ舅(おやぢ)...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...舅は、樽野が自由結婚をした後に樽野が実父に紹介したのであるが、最初の会合で、酔へば実父の口癖である船の話が出ると、「おゝ、船と云へば今斯んな素晴しい売物がある...
牧野信一 「円卓子での話」
...其処には饒舌のあまり酔ひ過ぎた舅と無口のあまり酔ひ過ぎて吻ツと饒舌に変つた実父が残るのであつた...
牧野信一 「円卓子での話」
...何んなもんです!」と亢奮の金切声をあげて舅は卓子をドンと叩いた...
牧野信一 「円卓子での話」
...それは……」隣室の円卓子ではその朝Y村行きの途中だと云つて立ち寄つた舅が酒を飲んでゐるので樽野は立場に困つた...
牧野信一 「円卓子での話」
...そしてこれも喜びながら不安でならなく思う舅(しゅうと)夫婦とともに妊婦の加護を神仏へ祈ることにつとめていた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...蘭軒の外舅(しうと)飯田休庵が聞いたものとして伝へられてゐる...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...わたくしの亡弟篤次郎の外舅(ぐわいきう)に長谷文(はせぶん)さんと云ふ人がある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...そうして舅姑(しゅうとしゅうとめ)の葬式の日に...
柳田国男 「木綿以前の事」
...二人は舅(しゅうと)の仇(かたき)を尋ねる者で...
吉川英治 「剣難女難」
...「国舅(こっきゅう)...
吉川英治 「三国志」
...や? ……国舅(こっきゅう)...
吉川英治 「三国志」
...……国舅、あなたにもお心当りはないかな?」「…………」董承は生ける心地もなく、ただあわてて顔を横に振った...
吉川英治 「三国志」
...先も名に負う道三秀龍という肚ぐろいのが舅(しゅうと)殿である...
吉川英治 「新書太閤記」
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