...泥濘(ぬかるみ)から上(あ)げた石臼(いしうす)ほどの重(おも)いのを...
泉鏡太郎 「雨ふり」
...水車の音と籾(もみ)をひく臼の音が春の空気に閉ざされて...
板倉勝宣 「春の槍から帰って」
...彼女は烏臼木の葉影を通して...
魯迅 井上紅梅訳 「風波」
...調べてみろ」目賀野は臼井を督励(とくれい)して...
海野十三 「鞄らしくない鞄」
...さな葛(かずら)という蔓草の根を臼でついて...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...經驗と勞苦との臼に挽(ひ)かれて有用になつた上等の麥粉のやうなものだといふやうなお説教を聽(き)いて來る...
オウ・ヘンリ 三宅幾三郎訳 「水車のある教會」
...粉をこねた臼(うす)のようなものもころがっていた...
寺田寅彦 「旅日記から(明治四十二年)」
...あるいは臼で麦を搗(つ)きながらみずからのリズムの中に労働の歌を生みだした時代とは違って...
中井正一 「美学入門」
...夏蕎麥の幹うつとて下部の庭にたちて振まふをうちながめつゝ柄臼を横さにたてゝうつ蕎麥のこぼれて飛ぶをみつゝおもしろをちこちに麥うつおと頻りにきこゆるにとなりやに麥はうてども藪こえて埃もこねばおもしろに聞く連枷(からさを)のとゞろ/\に挨たて麥うつ庭の日車の花日のうちは暑さに疲れをおぼゆれども...
長塚節 「長塚節歌集 中」
...(舊作)二粘土を、臼に搗く、から臼に、とゞとつく...
長塚節 「長塚節歌集 中」
...骨折の治療(徴候のうちでパリパリ音に気づいていた)、脱臼、腫瘍(摘出)、瘻管(切断または焼灼)、異物の除去(15の方法)、水腫のときの穿刺、など、すべて合理的な思考および堅実な知識を基礎にしていた...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...お前その石臼を持ち上げて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...人別はわからねえが」「足跡の人別といふ奴があるかえ」「臼は矢つ張り竪(たて)に伏せてあつたんですね...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...景樹(かげき)の臼(かきゅう)に陥らず...
正岡子規 「曙覧の歌」
...唐臼で挽いた時に...
柳田國男 「食料名彙」
...ヒキワリといふ名は挽臼が普及してから後の名であらうが...
柳田國男 「食料名彙」
...白鷹先生 臼杵先生可哀そうなユリ子は死んで行きます...
夢野久作 「少女地獄」
...臼杵先生から信用されているから...
夢野久作 「少女地獄」
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