...少なからず民黨の諸將を激昂せしめたる由に候◎此時松田藏相發言を求めて登壇し内閣の總名代と云つた樣な格にて聯合軍の矢表に立ち島田臼井諸氏に一矢を酬ゐたる後...
石川啄木 「雲間寸觀」
...臼井は記名捺印(なついん)をして...
海野十三 「鞄らしくない鞄」
...脱臼は炎症が起きる前に整復すべきであり...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...「八銀貨! 八銀貨! 八銀貨! 八銀貨! 八銀貨!」と小さな碾臼(ひきうす)のる音のように切間もなく変化もなしに続けた...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...臼田(うすだ)氏...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...今年(ことし)は赤(あか)も夥多(しつかり)だが磨臼(するす)の切(き)れ方(かた)もどういふもんだか惡(わり)いんだよ」とお品(しな)は少(すこ)し身(み)を動(うご)かして分疏(いひわけ)するやうにいつた...
長塚節 「土」
...豊後(ぶんご)の臼杵(うすき)で五万二千石...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...搗栗はシバ栗の実を日に干し臼で搗(つい)て殻と渋皮とを去った中身である...
牧野富太郎 「植物記」
...持ち帰って摺(す)り臼を造り...
南方熊楠 「十二支考」
...臼田才佐は茶山書牘(しよどく)中の備前人である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...キュプロスの暴君ニコクレオンの命令によって石臼に入れられ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...蕎麦のメカスは臼にかけてもなかなかすりにくく...
柳田國男 「食料名彙」
...それを掘り出して鉈(なた)ではつり、唐臼でつき、水に浸(つ)けて粗皮を取り去り、底に溜ったものを握って食べた...
柳田國男 「食料名彙」
...荏胡麻(えごま)の実を臼に入れて搗き締木(しめぎ)にかけて油を搾った残りを...
柳田國男 「食料名彙」
...それが柔かくなったのを見測(みはか)らって小さな臼に入れて...
柳田国男 「木綿以前の事」
...一石(いっこく)踏(ふ)みしから臼(うす)の米沾圃(せんぽ)などという句があるから...
柳田国男 「木綿以前の事」
...七搗臼で粉を造ることは...
柳田国男 「木綿以前の事」
...しかるに臼杵の会堂では...
和辻哲郎 「鎖国」
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