...臼井君のカンカン帽を吹き飛ばす...
梅崎春生 「Sの背中」
...血が流れて四十二吋(インチ)の臼砲(きゅうほう)が漂う...
大隈重信 「大戦乱後の国際平和」
...米麦を搗(つ)く臼など...
中井正一 「美学入門」
...ヨイショ!」と棒(ぼう)でもって石臼(いしうす)を高(たか)く挙(あ)げました...
グリム 中島孤島訳 「杜松の樹」
...收められた御齒は一個の大きな臼齒で...
野上豐一郎 「奈良二題」
...「臼」ともいうこの不正(いかさま)賽はどんなものかというと...
久生十蘭 「魔都」
...彼の心臓はまるで磨粉場(こなひきば)の臼のやうに激しくうち...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...大臼にしかれて成仏さつしやれ...
牧野信一 「泉岳寺附近」
......
槇本楠郎 「赤い旗」
...それに餅一臼は入つて居るだらう...
正木不如丘 「釣十二ヶ月」
...鬼の来るまで 洗濯でもしやしょ鬼の来るまで 豆でも炒(い)りやしょがら/\がら/\石臼(いしうす)がら/\豆はたきとん/\鬼を激昂(げっこう)させる手段として...
柳田国男 「こども風土記」
...現在はこれだけをもう一度臼にかけるので...
柳田國男 「食料名彙」
...私の目的は石臼擂鉢の空想は新しいにちがいないが...
柳田国男 「年中行事覚書」
...一たび石臼の目立ての村に入り込む時代がくると...
柳田国男 「木綿以前の事」
...いわく入口右手の地唐臼(じからうす)である...
柳田国男 「雪国の春」
...何んでも無い白鷹秀麿(しらたかひでまろ)兄足下臼杵利平小生は先般...
夢野久作 「少女地獄」
...そのために彼は臼杵の城外に新居を建て...
和辻哲郎 「鎖国」
...宗麟は臼杵に大きい会堂の建築をはじめた...
和辻哲郎 「鎖国」
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