...それくらゐの執拗のいたぶりを受けるのは致し方の無いところでもあらうと合点のいかない事もないのであるが...
太宰治 「お伽草紙」
...「――魯西亞人――再渡之節は應接致し方餘程六ヶ敷可相成と...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...科学研究の不振が叫ばれるのは致し方ないが...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...愛が滅びてはもはや致し方もない...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...災難というものは致し方がございません」「いったい...
中里介山 「大菩薩峠」
...しかしそれも致し方ないことなのであろう...
中谷宇吉郎 「農業物理学夜話」
...それも致し方御座いません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...これは大變な迷惑をかけることになつたと後悔しても致し方がない...
濱田耕作 「沖繩の旅」
...まあそんな風にこじつけて見るより外私には致し方がないが...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...木となり果てた身は致し方もないが...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...感服する外に致し方がなかつた...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...――でも……そう云う御都合なら致し方もございませんけれど...
宮本百合子 「或る日」
...致し方はないが...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...今となつては致し方のないこととして...
三好達治 「測量船拾遺」
...それは致し方ありません...
村山籌子 「ゴボウ君と大根君」
...その鉢を想ひ返すより致し方なかつた...
柳宗悦 「赤絵鉢」
...しかも二人をつれて来ておいでだ」「……お預かりなさいましたか」「致し方あるまいが」「……みつかりますな」「来月お国入りの供へまぎれこまして高松へ送るつもりだ...
山本周五郎 「新潮記」
...「はや過ぎたるを思うてみても致し方ござりますまい...
吉川英治 「新書太閤記」
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