...彼の言葉は至言だと思う...
...あの演説で彼は至言を述べた...
...至言を言っても相手が理解してくれないこともある...
...あなたの言葉はまさに至言そのものですね...
...思わず心に響く至言を聞いた...
...のべてあるのは至言である...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...いっこうそれを治療しようとしない」たしかにそれは至言だと存じます...
高神覚昇 「般若心経講義」
...達人の至言でもある...
辰野隆 「書狼書豚」
...動かしがたい至言である...
種田山頭火 「其中日記」
...言葉多きは品少なしとはまことに至言なり...
種田山頭火 「其中日記」
...実に経験が生んだ至言である...
種田山頭火 「白い路」
...」フォン・コーレンはこのうえ何を言えるか乃至言うべきかわからなかった...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...矢張りその言論家乃至言論機関自身の独自な独創的な対社会的な意志から発動したという条件がなければ...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...全く解釈学や文献学が自分に固有な歴史学的乃至言語学的エレメントから跳ね出したからで...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...至為(しい)は為(な)す無く、至言は言を去り、至射は射ることなしと...
中島敦 「名人伝」
...それは至言であった...
蜷川新 「天皇」
...我々は今日いるところにいなかったであろう」と言ったのはまことに至言と言わなければならぬ...
野村胡堂 「楽聖物語」
...世の中のことは何でもできると言われているのは至言ですね...
野村胡堂 「平次放談」
...戀は命から二番目のものだつて言つてるの本當に至言だと思ふわ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「狂人日記」
...アルプス山に対する登山者の崇高の念を少しも減殺するものでないと言つたのは至言である...
平林初之輔 「エミイル・ゾラの文学方法論」
...これ誠に至言で、チャンバースが現今第一流の星学諸家が主張する所とは誰々なるを詳らかにせぬが、最近、日の上に濃くあまねく行き渡った光気より日光を発し、太陽面の住民に十分光を与えながら迷惑は掛けぬなど信ずる学者もないようだから、わずかに六十年足らぬ間に当時の碩学が今日の阿呆と見えるようになったのだ...
南方熊楠 「十二支考」
...至言である...
吉川英治 「三国志」
...「秀政どのの御意(ぎょい)、まことに至言...
吉川英治 「新書太閤記」
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