...深刻なる苦痛の印象を止(とど)めた全人類の胸底にはもはや至心の悔改あるべく...
大隈重信 「永久平和の先決問題」
...コロリ往生――脳溢血乃至心臓麻痺でくたばる事だ――のありがたさ...
種田山頭火 「行乞記」
...その痛感の度数乃至心の閲歴の背景如何に由(よ)つて...
田山録弥 「心理の縦断と横断」
...三吾々はブルジョア社会学――乃至心理学――で云う所謂「社会心理学」の問題へ移る...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...感性的なる物理的乃至心理的実在の研究と...
戸坂潤 「科学方法論」
...因果律を回って物理学と生物学乃至心理学との関係が討論された)事情は世界的である...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...之はそして精神病学乃至心理学へと連絡するだろう...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...精神物理学的乃至心理学的な概念としての個人の意識は...
戸坂潤 「辞典」
...多分の人間知乃至心理学が必要であることは見落してはならぬ点である...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...至心に浄土を志したということもないから道綽や善導の釈義も窺っているとはいえないのだ...
中里介山 「法然行伝」
...而して宗教に熱心にして至心苦行に從事すれば...
松本文三郎 「世界に於ける印度」
...かくして至心をもって発願し...
三木清 「親鸞」
...それ故に親鸞は第十九願を「至心発願の願となづくべきなり」というのである...
三木清 「親鸞」
...第十九願の趣旨が至心発願にあるかぎり...
三木清 「親鸞」
...生物學的乃至心理學的特徴を取り出し...
三木清 「認識論」
...一切衆生の病(やまい)諸薬針灸癒す能わざる者来りてわが塔を至心供養せば...
南方熊楠 「十二支考」
...〈もし人至心にして所作事あるを欲せば...
南方熊楠 「十二支考」
...創元社)に於てすべて科學的概念は物理的乃至心理的操作によって規定されるものでなければならぬと説いたのに始まり...
矢田部達郎 「心理學」
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