...まあざっと三種類に区別するのが至当なので...
芥川龍之介 「路上」
...予はメルクの評言を以ツて全く至当なりとは言はず...
石橋忍月 「舞姫」
...軽蔑されて、至当なのである...
太宰治 「困惑の弁」
...一大変革の御時節なれば議事院建てらるる筋もっとも至当なり...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...至当な尊敬の念をだれにも起こさせた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...」実際親切なお上さんという名前に至当な彼女は...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...更に至当な研究をなす時には...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...至当なことであり正当なことである...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...至当な態度であって...
中里介山 「大菩薩峠」
...こちらが叩き込んだと見るのが至当な攻勢であったけれども...
中里介山 「大菩薩峠」
...軽侮されべき至当な理由があって...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...それにはいちいち至当な弁明がなされているので...
久生十蘭 「海難記」
...至当なことだったわ...
久生十蘭 「キャラコさん」
...ここも男の言葉と見るが至当なるべし...
正岡子規 「墨汁一滴」
...古ゲルマンの住民にこの増加率を適用するの至当なることは...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...最も差し迫ったしかも至当な理由のあるこの種の心配から...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...こんなに皆に騒がれることが至当なこととは思われないのであるが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...これは至当なことと思う...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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