...実は破壊するといった方が至当かもしれない...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...或る意味に於て至当だったのである...
豊島与志雄 「理想の女」
...で私はあなたの推論を駁(はく)するに止むるが至当です...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...たとい正しいまた至当なものであったとしても...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...反乱は至当の場合には最も神聖なる義務となり得るが...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...三 理髪師の至当なる憤慨ガヴローシュが象の親切な腹の中に迎え入れてやったふたりの子供を...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...それも至当である...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...それは彼一個には至当であった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...至当な理由を並べてみて...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...日本なる国家の体面に関するものを挙げたなら貧民窟の取払いよりも先ず市中諸処に立つ銅像の取除(とりのけ)を急ぐが至当であろう...
永井荷風 「日和下駄」
...これにたいして、教育勅語こそは、日本の歴史をまったく無視し、虚偽を人民に宣伝し、人民をあざむき、人民に服従を強要し、人民をまるで奴隷のようにさせたものと見ることは、理論上、至当であろう...
蜷川新 「天皇」
...それこそは至当なる御配慮なのでありまする...
久生十蘭 「魔都」
...またこれに驚くも至当の事なれども...
福沢諭吉 「徳育如何」
...画然とさせるまでも無かったというのが至当であるかも知れない...
本庄陸男 「石狩川」
...おそらく最も至当であり...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...更に至当なのかも知れぬ...
柳宗悦 「京都の朝市」
...この窯の更生は雑器の上に築かれるのが至当である...
柳宗悦 「現在の日本民窯」
...長安のほうに渡すのが至当(しとう)か...
吉川英治 「神州天馬侠」
便利!手書き漢字入力検索