...どこにも至るところにぶら下っているだろうところの柱時計を指している――いや...
海野十三 「時限爆弾奇譚」
...日本中至るところで釈尊の誕生を祭りました...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...至るところの沿岸には恐ろしい津波が押し寄せ...
寺田寅彦 「時事雑感」
...また一方地形の影響で住民の定住性土着性が決定された結果は至るところの集落に鎮守の社を建てさせた...
寺田寅彦 「日本人の自然観」
...一七六〇年にシナ政府は三人のジェスュイトをこの地方へ視察に派遣したが目ざす地方には至るところ砂漠ばかりで求むる湖水はどうしても見つからなかった...
寺田寅彦 「ロプ・ノールその他」
...至るところで見られるような...
豊島与志雄 「男ぎらい」
...時の傷跡のうちに至るところ魂が露(あら)わに見えていた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...至るところ支那の文化を齎らせることが分明し...
内藤湖南 「日本上古の状態」
...兵馬は至るところで...
中里介山 「大菩薩峠」
...まだまだ至るところに沃野(よくや)が待っている」「けれども...
中里介山 「大菩薩峠」
...今と違って至るところ見え通らない程雑木林は続いて居たし...
中里介山 「百姓弥之助の話」
...高知市及びその近郊の至るところにあるが...
中谷宇吉郎 「寅彦の遺跡」
...至るところ西洋の女性に嫌(きら)われ通していた男が...
萩原朔太郎 「小泉八雲の家庭生活」
...あんたもそのことは至るところで嫌というほど感じてるだろう...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...保護の至るところはすなわち指図の及ぶところなり...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...尤も岩野泡鳴の「猫八」(大正中世)及び野上臼川の「巣鴨の女」の諸篇(明治四十五年)に描かれてゐる巣鴨大塚の町々は至るところ雑木林があり...
正岡容 「巣鴨菊」
......
山之口貘 「鮪に鰯」
...孔子がその温良恭倹譲の徳のゆえに至るところ政治の相談を受けたのはよき例である...
和辻哲郎 「孔子」
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