...酔の紛れの腰の曲つた老婆様(おばあさん)に至るまで...
石川啄木 「鳥影」
...生命を延長する事を以てその義務なりと考ふるに至るまでは人々は健康衛生に対して何等の観念をも有してゐなかつた...
エレン・ケイ 伊藤野枝訳 「恋愛と道徳」
...東京より神奈川に至るまで...
大町桂月 「東京の近郊」
...下は国民一般に至るまで...
高神覚昇 「般若心経講義」
...うき草のそぞろに生(お)ふる古江かな大正三年一月十四日 京都に至る...
高浜虚子 「五百句」
...信書しばしば至る...
田口卯吉 「将来の日本」
...御式の日に至るまで連日連夜...
太宰治 「右大臣実朝」
...畑仕事をする人々が至るところに見られた...
種田山頭火 「行乞記」
...何人も恐らく上の四つの概念に思い至る外はないであろう...
戸坂潤 「エマヌエル・カント『自然哲学原理』解説」
...トルコ人から野蛮人に至るまでありとあらゆる滑稽な者...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...垣根道を後に戻れば寓居の門前に至るを得るなり...
永井荷風 「荷風戰後日歴 第一」
...始めて石垣に至る...
夏目漱石 「虞美人草」
...極端に至ると大に趣を異にするのであります...
夏目漱石 「創作家の態度」
...現代の社會學の諸學説に至るまで...
三木清 「歴史哲學」
...支配するに至るといふことである...
三木清 「歴史哲學」
...永い過去から現在に至るまでの良心的俳優としての君が経験して来た事実から生み出された考え方――言って見れば...
三好十郎 「俳優への手紙」
...松と苔の公園は至るところに荒廃の跡が著しかつた...
室生犀星 「名園の落水」
...欄外評は初頁(けつ)より二十七頁に至るまで...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
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