...再三御忠告……貴下が今日(こんにち)に至るまで...
芥川龍之介 「影」
...星雲内は至る所非常に寒冷であるので滴粒の表面には星雲ガス特に炭水化合物や酸化炭素の一部が凝縮する...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...ある物は黄金を象嵌した最も精巧な楽器に至る迄...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...はては殺意をさえ抱(いだ)くに至るのは...
江戸川乱歩 「鬼」
...二十四年の質問から今日に至るまでの経緯を縷々と語り出した...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...詩成ると共に、二子至る...
大町桂月 「春の筑波山」
...兇器(きょうき)を振るって死に至るまで決闘を続けなければならなかったのか...
橘外男 「棚田裁判長の怪死」
...最後の具体化に至るまでの歴史過程によって磨きをかけられた処の...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...今日に至るまでその一定の明確な内容規定は与えられていない...
戸坂潤 「辞典」
...国会開設より憲政党内閣の組織に至るまでを第二期と為す可く...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...彼はクレールヴォーに至るまでにまずシトーに止まっていました...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...ラーペの仲仕からモンフォーコンの屠獣者(とじゅうしゃ)に至るまであらゆる奇体な典型(タイプ)が群がっている...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...ドイルより現在に至る探偵小説を吟味してみ給え...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...遙かなる過去の一時期に西は埃及から東は米大陸に至る迄の廣汎な地域を蔽うた共通の「古代文明の存在」を假定する...
中島敦 「環礁」
...鉄砲洲以来今日に至るまで固有の気品を維持して...
福澤諭吉 「〔気品の泉源、智徳の模範〕」
...他の国における粗生生産物の増加が奨励されるに至ることは...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...三日の後一猿を舁(かつ)ぎて至る〉...
南方熊楠 「十二支考」
...その結果毛織布はそれと以前に交換された貨物の二倍量と交換されるに至るならば...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??