...皆自己の氣質と時の事情とに驅られて茲に至るのです...
石川啄木 「A LETTER FROM PRISON」
...そのため彼に殺さるるに至るも敢(あえ)て厭(いと)わず」というに在る...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...根本より木末に至るまでむらなく樺色に染まりながら...
イワン・ツルゲーネフ Ivan Turgenev 二葉亭四迷訳 「あいびき」
...上は総理大臣より下は田野の番人に至るまでおよそ国家に職務を有する者を皆...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...その死に至る時まで...
永井荷風 「蟲の聲」
...野菜類などに至ると...
中里介山 「百姓弥之助の話」
...三方煉瓦(れんが)の塀(へい)に囲われた一間余(いっけんよ)の高さに至るまで...
夏目漱石 「永日小品」
...転宅の其朝に至るまで何事も老人の耳に入らずして一切夢中...
福沢諭吉 「新女大学」
...紡織されねばならぬかに就て定見を有するに至るであらう...
エム・ケー・ガンヂー 福永渙訳 「スワデシの誓」
...或ひは他人の会話を耳にしても発作を起すに至る――といふことであつたが...
牧野信一 「女に臆病な男」
...その没後今日に至るまでは画名かへつて俳名を圧したること疑ふべからざる事実なり...
正岡子規 「俳人蕪村」
...この時に至るまで...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...自分の文庫にはその隅々に至るまで自分の息がかかっていなければならない...
三木清 「書物の倫理」
...前年暮春より此年天保三年に至る間に於てせられたかと推する...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...小にしては手廻りものや文房の諸具に至るまで見るべき作がはなはだ多い...
柳宗悦 「工藝の道」
...この地へ行くには花巻(はなまき)の停車場にて汽車を下(お)り、北上川(きたかみがわ)を渡り、その川の支流猿(さる)ヶ石川(いしがわ)の渓(たに)を伝(つた)いて、東の方へ入ること十三里、遠野の町に至る...
柳田国男 「遠野物語」
...だから死んでしまうのは昔から今に至るまで個人ばかりが死んで来たのであるし...
山之口貘 「つまり詩は亡びる」
...あらゆる他の貨物がより多くの価値を有つに至ると同一の理由によるのであり...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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