...一九二七年一〇月二日の最後の日に至るまでその職を保っていた...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...蚊帳その他ブラッセル産の敷物に至る迄...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...老婆に至る迄が行う...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...上は日月星辰より下は山川草木に至るまで...
井上円了 「おばけの正体」
...今こうして丸太小屋の中に横らされて死んでゆこうとしている時に至るまで...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...新しい島や大陸に至ると常に最初に海港に現れる...
ジョン・スノウ John Snow 水上茂樹訳 「コレラの伝染様式について」
...しかしそれと五十歩百歩のいいかげんさは至るところにあるかもしれない...
寺田寅彦 「断水の日」
...家に帰るに全集校正摺おびたゝしく到着しゐたれば、加朱夜半に至る...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...明治に至るまで凡(およそ)二百有余年...
永井荷風 「向嶋」
...頓馬(とんま)に至るまでを使用して国家有用の材に煩(はん)を及ぼして顧(かえり)みざる以上は――猫にも覚悟がある...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...また高等学校から大学に至るまで生徒がただ受働的...
新渡戸稲造 「教育家の教育」
...従って笠森仙太郎は快活で、丹波丹六は沈鬱な外貌を持っていたことは御想像の通りですが、男前に至ると、何(な)んと全く反対で、笠森仙太郎は背の低い、よく肥ったどちらかといえば醜男(ぶおとこ)だったのに対して、一方丹波丹六の方は華奢な細面(ほそおもて)で、色白で、豊頬隆準(ほうきょうりゅうせつ)の好男子だったのです...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...(備考)哲学の至上の権威は至る所で認められるのが当然なのに...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...現代における唯物弁証法の方法論に至るまで...
槇村浩 「華厳経と法華経」
...今日の俗宗匠の俳句の俗にして嘔吐(おうと)を催さしむるに至るを見るに...
正岡子規 「俳人蕪村」
...そうして未踏の処女地は至る所に在るからである...
柳宗悦 「民藝四十年」
...そして以前の輸入国が外国の援助を失うに至る...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...かつ貨物の貨幣価格を騰貴せしめるに至るであろう...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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