...文明より安永に至る間は約三百年にして...
石川成章 「櫻島噴火の概況」
...義雄は至るところで聽かれないことはない...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...暗澹たる戦雲が再び天地を掩(おお)うに至ると見るのである...
大隈重信 「列強環視の中心に在る日本」
...国民の一部に潜伏するに至るを常とす...
高木敏雄 「比較神話学」
...至るところの新緑と赤瓦(あかがわら)の家がいかにも美しい...
寺田寅彦 「旅日記から(明治四十二年)」
...手代の輩(やから)に至るまで窃(ひそか)に養わざるものなしという...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...ラテン語などの西洋文字に至るまで...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...伯に信服するものは恰も宗門的関係を胥為するに至るべし...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...至る所バッカスのお祭りだ...
豊島与志雄 「微笑」
...午後海神に至るに主人在り...
永井荷風 「荷風戰後日歴 第一」
...實在的他者は客體に對していはば新たにそれ自ら主體の位置に立つに至る...
波多野精一 「時と永遠」
...彼は遂に彼の搜し求めてゐた一つの法則を發見するに至る...
堀辰雄 「續プルウスト雜記」
...現代の社會學の諸學説に至るまで...
三木清 「歴史哲學」
...ただいちばんのさいわいに至るためにいろいろのかなしみもみんなおぼしめしです...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...第八章 父の子供に対する愛情についてマダム・デスティサックにささぐこの章は一五五七年以後一五八〇年に至る間に書かれたものであろう...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...元禄より享保に至るまで人各(おの/\)...
山路愛山 「頼襄を論ず」
...劣等の質の土地が耕作されるに至る時には...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...考えるに至るかもしれない...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
便利!手書き漢字入力検索