...「此に至りて伯も亦スラーヴ人の本色を脱する能はず候...
石川啄木 「トルストイ翁論文」
...その一端をかの「芸術論」に露(あらは)したるに至りては...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...四人ながら雨を豫期して、蝙蝠傘を持ちけるが、境驛に至りて、日出でたり...
大町桂月 「梅の吉野村」
...口誦伝承に至りては...
高木敏雄 「比較神話学」
...唯御柱の名義に至りては...
高木敏雄 「比較神話学」
...春の神とするに至りしにて...
高木敏雄 「比較神話学」
...引いては体力酷使をしなければ労働でないやうな錯覚を持つに至り...
高村光太郎 「開墾」
...その最初の目的に至りてはその組織は白蟻(しろあり)・蜜蜂(みつばち)の社会よりもなお簡易質朴なる太平洋群島の野蛮人も...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...警を聞き馳(は)せて浦賀に至り...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...二色摺紅絵の発明者と称せらるる西村重長の門人鈴木春信は石川豊信鳥居清満と相伍(あいご)して多年三色摺の経験を積みしが、明和二年に至り、板木師(はんぎし)金六(きんろく)なる者をして遂に見当摺(けんとうずり)と称して、各色(かくしょく)に従ひ板木を別々にするの法を取らしめたり...
永井荷風 「江戸芸術論」
...凌霜庵に至り日暮にかへる...
永井荷風 「荷風戰後日歴 第一」
...さても気の毒の至りなるかな...
福田英子 「妾の半生涯」
...明清(みんしん)に至り大(おおい)にしまりたる傾きあり...
正岡子規 「俳諧大要」
...いはんやその四月なるか五月なるかの差違に至りては殆んどこれを知らず...
正岡子規 「俳諧大要」
...さて十代めの孫に至り果たして大貧乏で...
南方熊楠 「易の占いして金取り出だしたること」
...政府当局が地方官公吏の書上(かきあげ)に瞞(だま)されおるの至りなり...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...自分の年齢に追いつめられて至りついたこの哀れな状態を慰めるためには...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...英語階梯や「リードル」を携へて洋学先生の門に至りしものが更に之を抛(なげう)ちて再び漢学塾を訪ひ...
山路愛山 「明治文学史」
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