...日本は遂にこれに着手するに至らないで支那事変を迎えたのである...
石原莞爾 「戦争史大観」
...東方戦場また決戦に至らないで...
石原莞爾 「戦争史大観」
...被害民の死命を救うに至らないことである...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...私のところではまだそこまでに至らない...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...まだ満足するに至らない...
高村光太郎 「九代目団十郎の首」
...大事に至らないうちに眼を覚まして...
谷崎潤一郎 「途上」
...併し二つのものがどう違っているかを一般に明らかにするには至らない...
戸坂潤 「範疇としての空間に就いて」
...併し只それだけではそれがまだ実現されるには至らない...
戸坂潤 「物理的空間の成立まで」
...作者の観察の至らないわけではないのだから...
永井荷風 「※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]東綺譚」
...この人を囚(とら)えて窒息せしむるに至らないまでも...
中里介山 「大菩薩峠」
...完全な習癖には至らない...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...一つの根底のある風潮を形成するには至らないであろう...
平林初之輔 「昭和四年の文壇の概観」
...Bのは何故か仕上げまでに至らないうちに中止したものらしく素地の皮膚に般若の面の輪廓だけが八分通り型どられてゐた...
牧野信一 「雪景色」
...お見舞に……お見舞に伺いました……どうか……どうか昔の私の至らないことは……」耳許へ口押しあててこういった...
正岡容 「小説 圓朝」
...定めて一知半解の程度にまでも至らない粗雑な印象に終始し...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...助けられたわしも至らない人間だったが...
吉川英治 「鬼」
...自分が至らないからである...
吉川英治 「剣の四君子」
...確報をつかむに至らないのである...
吉川英治 「新書太閤記」
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