...景色を示した大型な衝立に至っては...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...從(したがつ)て此(この)獲得(くわくとく)した金(かね)が本年(ほんねん)の輸入時期(ゆにふじき)に至(いた)つて拂出(はらひだ)して減少(げんせう)しても...
井上準之助 「金解禁前後の經濟事情」
...美味(びみ)なるゆゑ赤塚の冬至鳥(とうじとり)とて遠(とほ)く称美(しようび)す...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...茲に至りて往事を追懐して心楽まず...
高木敏雄 「比較神話学」
...その幻(まぼろし)に打ち克(か)とうとして一念発起(ほっき)するに至ったことは明かであって...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...至るところでうぐいすが鳴く...
寺田寅彦 「軽井沢」
...君の威力の至高なる...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...四に英国臣民保護には兵力を用うるも可なりとの主義に至当の区域を立つべし...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...後に至って之に触れる必然的な別な機会を私は有つ...
戸坂潤 「科学方法論」
...その過半数が市民からの志願者乃至義勇軍だということが問題なのである...
戸坂潤 「社会時評」
...私は今、問題を特に官吏に限って見て来たが、公吏に至っては、この官吏の有つ特有な社会的地位に準じて考察することが出来る...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...またチマーブエから現代に至るまでの絵画がある...
エドガア・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「しめしあわせ」
...次第に理論化するに至った...
三上義夫 「文化史上より見たる日本の数学」
...台所の設備から勝手道具に至るまで悉(ことごと)く日本料理に適しているから西洋料理を面倒に思うのだ...
村井弦斎 「食道楽」
...」十二月に至つて...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...戸田忠至履歴といふものに次の如き記事がある...
森鴎外 「津下四郎左衛門」
...卯月八日を山登りの日とする習慣は至って広く行われているらしいが...
柳田国男 「年中行事覚書」
...なおも一応入れ札を取るに至った理由をのべます...
吉川英治 「江戸三国志」
便利!手書き漢字入力検索