...而(しかう)してその隆盛(りうせい)に至りし所以(ゆゑん)のものは...
芥川龍之介 「本の事」
...浅薄下劣な娯楽に耽るに至れるは勢の自然である...
伊藤左千夫 「茶の湯の手帳」
...小火(ぼや)の中(うち)にこれを押(おさ)へ付(つ)けることが出來(でき)ずして大事(だいじ)に至(いた)らしめることが多(おほ)い...
今村明恒 「地震の話」
...この国もまたその誤解を認むるに至らば...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...死して一切を忘るる休安(やすみ)を懐(おも)うに至るのである...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...私は私自身並びに私の起原の作者をいっそうよく知り始めるに至って...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...そうして大正十二年の関東地震はあれだけの災害を及ぼすに至った...
寺田寅彦 「ルクレチウスと科学」
...ああこれ天下の大勢今すでにここに至れるなり...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...そういう個人が一体どういう社会階級乃至社会身分にぞくするかということにあるのである...
戸坂潤 「科学論」
...存在乃至世界そのものの問題は per accidens な問いでなければならない...
戸坂潤 「空間概念の分析」
...ブルジョア新聞紙自身を報道現象乃至評論現象という現代に於ける一つの社会現象として取り扱うならば...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...こういう経験的乃至直観的な...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...罪のないものから深刻を極めるものに至るまで...
直木三十五 「大阪を歩く」
...この条項を備えたる評家はこの条項中のあるものについて百より〇に至るまでの点数を作家に附与せねばならん...
夏目漱石 「作物の批評」
...六十幾歳にして始めて録音した心境に至っては...
野村胡堂 「楽聖物語」
...一地歩を占めるに至つた...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...かくて最後に凡てのうち最も複雑な組織即ち人間に至り...
三木清 「ゲーテに於ける自然と歴史」
...其上に坐して望めば南海に至り西広島城下に連(つらなる)...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
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