...自分の考えや意見を"自説"として述べることが大切です...
...彼女は自説を述べることで周りを納得させた...
...自説が通らなかったときは、相手の意見をしっかりと聞く姿勢が求められる...
...会議で自分の自説を前面に押し出してしまい、周りと対立してしまった...
...彼は自分の自説を押し通すことで頭が固いと思われがちだが、本人は強い信念を持って行動している...
...――二人は、各々、自説を固守して、極力論駁(ろんばく)を試みた...
芥川龍之介 「煙管」
...お互い自説を更に深く固執するような結果になるだけのものさ...
太宰治 「新釈諸国噺」
...自説を繰返し述べて李を納得させ...
豊島与志雄 「浅間噴火口」
...最小限度の軍備に就ての自説を主張した...
豊島与志雄 「傷痕の背景」
...寛容であることは自説的であるよりも遙かに易しい...
中原中也 「夭折した富永」
...また早合点やあまりに主観的な自説を立てて...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...外で殺されたといふ見やうもあるわけだぜ」喜三郎は最後の自説に籠(こも)りました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...どうか続けてくれ」「侍女は自説を曲げませんでしたが...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...でも編集長は自説を曲げてはなりませんし...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...つきっきりだな」警部の話しぶりは自説と事実に自信満々だ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...どうしても自説をまげぬ面々であった...
本庄陸男 「石狩川」
...かく言ひ争へる内左千夫はなほ自説を主張して必ずその肥えたる由を言へるに対して...
正岡子規 「病牀六尺」
...記實を先にすといふ自説を自比量なりとするなり...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...火刑をおかしてまで自説が護りとおせたのではあるまいか...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...馬謖は、自説を固持して、「山上へ陣取れ」と、指揮を発し、自身また、街亭の絶頂へのぼった...
吉川英治 「三国志」
...自説を固持して敢えて服する色もなかった...
吉川英治 「新書太閤記」
...後輩の者に教えた自説に対しても面目ないが...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
...自説の証左とするであろう...
和辻哲郎 「地異印象記」
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