...「先生は自覚しているんだろうか...
徳田秋声 「黴」
...この社会科学は自分のイデオロギー性=階級性を最も能く自覚していることをその特色とする(ブルジョア社会科学は併し...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...又之に由来することをば理論的にも自覚しているものでなくてはならぬ...
戸坂潤 「科学論」
...併し実際には科学者は科学をそういうものとして自覚しているのではない...
戸坂潤 「思想としての文学」
...を自覚しているかいないかという判定は甚だムヅかしいわけだ...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...こうした範疇に最後の逃避行を企てる他に道が断たれたことをハッキリ自覚している...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...体系として自覚しているものである...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...科学的理論はその認識の体系性を充分自覚しているあまり...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...充分に自覚しているし...
中里介山 「大菩薩峠」
...たしかに自覚している母親は幾人あるでしょう...
羽仁もと子 「おさなごを発見せよ」
...またその誇りが害されれば主人を代える力のあることを自覚しているので...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...その困難性を自覚している婦人にはそれとしての...
宮本百合子 「現代女性に就いて」
...ひしひしと自覚しているのである...
宮本百合子 「幸福の感覚」
...誰でもそういう面にはひとかたならない関心を(自覚しているといないにかかわらず内心奥深く抱いているということが)きく顔々にもあらわれるから...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...自分たちの頭脳や倫理や生活を自らの力によって民主的にきずきあげること以外に方法はないことをはっきり自覚している...
村山俊太郎 「石をしょわずに」
...これ以上に能のヨサの説明は出来ない事を自身にハッキリと自覚している...
夢野久作 「能ぎらい/能好き/能という名前」
...この以上に能のヨサの説明は出来ない事を自身にハッキリと自覚している...
夢野久作 「能とは何か」
...将座を自覚しているようだ...
吉川英治 「私本太平記」
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