...分業は自発的な連帯によつてのみ維持されるのである...
石川三四郎 「社会的分業論」
...そこから受ける暗示は読む人の自発的な活動を誘発するある不思議な魔力をもっている...
寺田寅彦 「案内者」
...」十七自発的な銀子の場合に限らず...
徳田秋声 「縮図」
...意識する主体の自発的な能動性を有っているのである...
戸坂潤 「科学論」
...職業的なフリーランサーもあれば随時に指命される寄稿者や自発的な投稿者もある...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...之を興行者自身の自発的な統制に転嫁するのも...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...思想と文化とは常に民衆の自発的なものであらざるを得ない...
戸坂潤 「哲学の現代的意義」
...まったく自発的なものでなければ何も作らないという...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...自発的なものである...
豊島与志雄 「ヒロシマの声」
...まだやはりきびきびした自発的な人間であった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...この医者の意見は現在の私の自発的な意向と一致したのだ...
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン Ludwig van Beethoven、ロマン・ロラン Romain Rolland 片山敏彦訳 「ベートーヴェンの生涯」
...自発的なこの種の分割は余り行われず...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...自己の自発的な行為によって自己がその中にいる社会を善くしてゆくことが人間の義務であるといわねばならぬであろう...
三木清 「哲学入門」
...自発的な一歩の前進を誘われずにいないような仕事の基準のわけである...
宮本百合子 「現代文学の広場」
...新劇くずれその他の俳優などの大部分は自立的な自発的な芸術意慾を衰弱させてしまい...
三好十郎 「俳優への手紙」
...それも利光の自発的な意志ではなく...
山本周五郎 「竹柏記」
...個人の自発的なものほど個性の色彩が著しく...
与謝野晶子 「激動の中を行く」
...社寺を破壊したのは信者の自発的な行動であって...
和辻哲郎 「鎖国」
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