...書く人は出来るだけの力を自分なりに発揮して...
戸坂潤 「読書法」
...仕事にも自分なりに打込むことができる...
外村繁 「日を愛しむ」
...自分は自分なりに...
夏目漱石 「明暗」
...自分は自分なりにその手紙を解釈する事ができたという自覚が彼の返事を鈍(にぶ)らせたのと同様であった...
夏目漱石 「明暗」
...自分は自分なりにこの小鳥たちを可愛がつてやるからいい……そんな事を夢中に考へ考へ...
堀辰雄 「巣立ち」
...幸か不幸か自分なりに手がかりを得ました...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...自分なりに其々にうけ入れているような大家たちも席をつらねている...
宮本百合子 「或る画家の祝宴」
...字も自分なりにまとまって来るからおもしろいものです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...自分なりにいかにも自分らしいのを見つけたいと...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...自分なりに診断や治療のくふうをした...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...自分には自分なりに夢を持っていたという...
山本周五郎 「落ち梅記」
...自分なりに人生の重荷を背負っていたのである...
山本周五郎 「季節のない街」
...自分なりに解釈し...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...自分が自分なりに居られる時は」「いつかお絵(え)を拝見させてくださいませね!」「おおそのうちに何か描いてやろう...
吉川英治 「新・水滸伝」
...自分なりに慎重な用意をもってしたつもりである...
吉川英治 「随筆 新平家」
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