...文壇的地位に相当な自信を持つてゐた...
芥川龍之介 「あの頃の自分の事」
...又此の自信を持つことそれ自身は彼等にとつて非常の幸福に違ひないから...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...己に打ち勝てさすればわかる高みを目指せ自信を持つこと最後に救われ報われるのは過ち悲しみ涙痛みに生き抜いた者だジェイムズ・アレンまえがき本書『朝に想い...
ジェイムズ・アレン James Allen 大久保ゆう訳 「朝に想い、夜に省みる」
...それほど非常識でない自信を持つに至り...
上田広 「指導物語」
...これならば恐るるに足らぬという自信を持つことが出来たのである...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...今自分が他の誰のでもない彼自身の足の上にしつかりと立つてゐる自信を持つたときに...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...一面ギリシア文化の後継者としての自信を持つようになると共に...
野上豊一郎 「パラティーノ」
...まだ/\腕つ節には自信を持つた白旗直八が...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...無性に自信を持つてゐたものだけれども...
林芙美子 「崩浪亭主人」
...自信を持つて堂々とその下に“Noah Webster”と署して発行した...
牧野信一 「悪筆」
...自信を持つて云ひ放つた...
牧野信一 「小川の流れ」
...」鉄砲に自信を持つ正吉(大学生であるが通学を嫌つて何時も私達の後を伴いて回つてゐる弟)が...
牧野信一 「川を遡りて」
...青春の熱烈な恋愛の感情に満足を覚へながら最も健全な生活が得られることに自信を持つてゐるのであるが――そんな...
牧野信一 「南風譜」
...自分の技倆に非常の自信を持つ様になったお関はすべての行為を前よりも数倍大胆に大股に行って行ったけれ共...
宮本百合子 「お久美さんと其の周囲」
...ほかの奥様がたはおいでになってもこちらの奥様の競争者などという自信を持つ方もなくて...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...明石(あかし)はいささか自信を持つことができるのであった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...駄作を承認する襟度に一層の自信を持つようになったのは...
横光利一 「作家の生活」
...ここに大量製産にかかる自信を持つに至った新兵器であった...
吉川英治 「三国志」
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