...外から送気しなくとも自主的に呼吸が続けられる仕組みとなっていた...
海野十三 「地球発狂事件」
...しかも自主的に開國するには國内準備が遲れてゐるし...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...一面「神奈川條約」を自主的に成功せしめたものであつて...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...どう自主的にするかと考へてゐただらう...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...世界平和の方策を自主的に提唱すべきだと論じたと報じられているが...
戸坂潤 「社会時評」
...もっと自主的になり...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...それぞれ自主的に寄宿しているダンサーを持っているわけなんですが」また原さんがこう語りついで...
正岡容 「艶色落語講談鑑賞」
...試みるというのは自主的に...
三木清 「哲学入門」
...葉子自身がただの一度も自主的に何とか経済的な面を打開しようと思っても見なかったこと...
宮本百合子 「「或る女」についてのノート」
...その職業に対して社会的責任を感じながら自主的に成長してゆくというような生きかたは...
宮本百合子 「生きるための協力者」
...自主的に米を供出している村の人たちで営団にその米を渡さず...
宮本百合子 「女の手帖」
...自主的に解放されているというよりも...
宮本百合子 「傷だらけの足」
...積極的に働いているのは誰か? 自主的に労働者...
宮本百合子 「五ヵ年計画とソヴェトの芸術」
...もし私が自主的に生活に責任をもってゆけないのであったら...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...自主的に一年位はやって行ける工夫をつけましたから重荷の一つは片附けたわけです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...日本人は自主的にこの「眼」を大いに輝かすべきではないか...
柳宗悦 「民藝四十年」
...美術館の如きはもっと自主的に「日本の眼」を輝かせてよい...
柳宗悦 「民藝四十年」
...自己の権利と責任観念とに由って自主的に自己の欲求する行動を取り難いということは...
与謝野晶子 「激動の中を行く」
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