...父親というのはバルト地方の貴族を出自とするロシア系ドイツ人であり...
C. スミス C. Smith The Creative CAT 訳 「いえ、いえ、ラゴーフにはもう!」
...他と自との交錯する上に完全に動いて行つて...
田山録弥 「或新年の小説評」
...この他が何の位まで自と一致してゐるか...
田山録弥 「西鶴小論」
...又は通人などに見るあきらめから起つた消極的の自とは反対に強い強いところがある...
田山録弥 「西鶴小論」
...更に進んでは自と他の上に融合する深い心理を……...
田山録弥 「自からを信ぜよ」
...始めて人間の自と他との区別が分つて来るのである...
田山録弥 「自からを信ぜよ」
...各自と生命を共にし...
新渡戸稲造 「自由の真髄」
...この空間性こそ一切の互に相容れぬ自と他との關係の典型であり根源である...
波多野精一 「時と永遠」
...かくて根源的空間性即ち自と他とを隔てる外面性は全く克服されるやうに見える...
波多野精一 「時と永遠」
...はじめて愛として甦へり自と他との共同として成立ち得るのではなからうか...
波多野精一 「時と永遠」
...自と他との共同は...
波多野精一 「時と永遠」
...それ故自と他との兩實在者の交渉は...
波多野精一 「時と永遠」
...年寄の涙もろさから自と流れ出るものと思いなすかもしれない...
宮本百合子 「大いなるもの」
...自と他は既にそのように結び合わされてしまっている...
三好十郎 「「冒した者」について」
...今の曾能子(そのこ)刀自と倶に...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...」昔妙齢にして長刀を錬習した柏が今曾能子刀自として健在せることは...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...刀自という名の意味が不明になった結果...
柳田国男 「木綿以前の事」
...此の方針を失つた集団の各自とる可き方法は...
横光利一 「頭ならびに腹」
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