...甚だ恐るべき危機に臨んでいるんである...
大隈重信 「憲政に於ける輿論の勢力」
...川に臨んで、赤い腰巻を出して、物を洗つて居る女もあつた...
田山花袋 「朝」
...女が水に臨んで物を洗つて居るのが眺められたりした...
田山花袋 「朝」
...この原則問題を時に臨んで応用すればよく...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...それ以来彼女は彼のうちに生き、死に臨んで、島の中へのように彼の生命の中へ逃げ込んでるのが、見てとられた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...けれども自らその場に臨んでみると...
夏目漱石 「それから」
...平地の中央に臨んでゐる...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「十三時」
...淵(ふち)に臨んで魚(ぎょ)を羨(うらや)むの情に堪えない...
森鴎外 「渋江抽斎」
...その近衛の隊長であったシャサンがハンガリア人のためにその隊列を押し破られるのを黙って見ていたばかりか自ら戦いに臨んで卑怯の振舞をしたのを見て...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...機に臨んで要領を得ないような挙動(ようす)をやられるので始終ハラハラした心持で随(つい)てゆくのであった...
山下利三郎 「誘拐者」
...それなのにこれぞ最期という合戦に臨んで...
山本周五郎 「新潮記」
...別れに臨んでも、もはや云うべきことはなかった...
山本周五郎 「夜明けの辻」
...宴後の議席でもあるので軽く考えて臨んでいたのである...
吉川英治 「黒田如水」
...死に臨んで太史慈はこう叫んで逝(い)ったという...
吉川英治 「三国志」
...英雄が死に臨んで...
吉川英治 「三国志」
...ほとんどすでに蜀軍を呑んでいるような気概でそれへ臨んでゆくのであった...
吉川英治 「三国志」
...秀吉が中国探題(たんだい)として、ここに臨んで後、織田に属し、自然秀吉に随身(ずいしん)して来た輩ではあるし、かつは、黒田官兵衛にとっても、家系の主筋にあたる人々...
吉川英治 「新書太閤記」
...戦いの中身を持って臨んで来ている...
吉川英治 「宮本武蔵」
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