...これに臨む人間の用意に欠くる所があるのである...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...婚礼の儀式へ臨むような荘厳な花聟の衣裳をラザルスに着せた...
レオニード・ニコラエヴィッチ・アンドレーエフ 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...最後に夫に不治の悪疾が臨むに至って...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...あるいは死が近く臨むといい...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...議場に臨むは国家に対して大臣の尽すべき責任である...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...アキリュウス*除けばアカイア全軍のすべての上に臨む者...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...そこでこの意識に促されて自然科学のもつ第三の階級性に臨むならば...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...曩きに閣下が第十三議会に臨むや...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...我々の自己に臨む世界に対することである...
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」
...戦に臨むと択(えら)ぶ所がない...
西田幾多郎 「デカルト哲学について」
...または水に臨む高楼(こうろう)の欄干(らんかん)にもたれて居るか...
正岡子規 「墨汁一滴」
...決闘場に臨むことを約束した...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「なぐり合い」
...それが常に老黄忠の戦に臨む心事でござる」「いや...
吉川英治 「三国志」
...いずれもかかる大戦に臨むのは初めての若者輩(わかものばら)だ...
吉川英治 「三国志」
...二陸遜が新たに総司令官として戦場へ臨むという沙汰が聞えると...
吉川英治 「三国志」
...建業の閣議に臨むと...
吉川英治 「三国志」
...これに臨むところの孔明その者に向っては...
吉川英治 「三国志」
...胸を張って臨むなど...
吉川英治 「新書太閤記」
便利!手書き漢字入力検索