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饗庭篁村 「木曾道中記」
...併し堅く汚れた床の中に困臥する身にも...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...先方は私が新聞記者になつたことに失望を感じたらしく學校を卒業して高等女學校の教諭になつたばかりで病臥する身となりました...
石川三四郎 「浪」
...以前のやうに病氣になればすぐ床を延べて靜臥するといふやうなことは思ひも寄らぬ境遇となつた...
高濱虚子 「續俳諧師」
...その側に添臥すはポルバスの女...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...紐育(ニューヨーク)に滞留して仏蘭西人の家に起臥すること三年...
永井荷風 「砂糖」
...余風労未癒えず服薬横臥すれど...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...路地裏昼の中より物静にて病臥するによし...
断膓亭日記巻之四大正九年歳次庚申 「断腸亭日乗」
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長塚節 「長塚節歌集 上」
...おほかたは打ち臥す...
長塚節 「長塚節歌集 中」
...彼はその脇(わき)に横臥するようにして声をかけた...
原民喜 「美しき死の岸に」
...唯物者だ……(W氏横臥す...
牧野信一 「新興芸術派に就いての雑談」
...我々はその上に横臥することなく...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...壁隔て室内に一婢ありて臥す...
南方熊楠 「十二支考」
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三好達治 「一點鐘」
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三好達治 「寒林小唱」
...そこで冬のころまで病に臥す...
吉川英治 「随筆 新平家」
...道に飢臥する現状と愛妻に抱かるる家居(いえい)との対照ではなくて...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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