...彼は忠実な臣民だ...
...安倍晋三は自分はただの臣民であると発言した...
...臣民としての義務を果たすべきだ...
...我々は臣民でありながら平等な人間だ...
...大鳴門橋は多くの臣民の命をかけて作られた...
...もとより憲法により政治については臣民に翼賛の道を広め給うておるのであるけれども...
石原莞爾 「戦争史大観」
...天下の臣民たちの氏姓をお定めになりました...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...忠良なる日本臣民としてこれを許しておけることでないと思った...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...内外臣民を呑食(どんしょく)する一万三千八百余口...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「蓮花公主」
...アメリカにおける英国臣民の会議から...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...君主は臣民全體の代表者にあらずして...
内藤湖南 「概括的唐宋時代觀」
...西洋人ですらくるくらいなら帝国臣民たる吾輩(わがはい)は無論歓迎しなくてはならん...
夏目漱石 「趣味の遺伝」
...臣民は服従すべく神によって定められているという帝王神権説を信奉してい...
久生十蘭 「淪落の皇女の覚書」
...警官は理由なしに臣民を拘引するわけはない...
平林初之輔 「犠牲者」
...「日本臣民ハ法律ニ依ルニ非ズシテ逮捕監禁審問処罰ヲ受クルコトナシ」と規定してある...
穂積陳重 「法窓夜話」
...現に墺匈国(オオストリア)の臣民になっています...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 森鴎外訳 「家常茶飯」
...臣民の義務に背かせるやうな思想は危險思想である...
森林太郎 「ロビンソン・クルソオ」
...(c)帝王第一の徳は臣民を知るの明にあり...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...ああ爾(なんじ)ら忠良なる不弥の宮の臣民よ...
横光利一 「日輪」
...――といって頼朝という一臣民が...
吉川英治 「源頼朝」
...天皇の大(おお)みたからである臣民の本分を...
吉川英治 「宮本武蔵」
...こういう方法を取るために田舎から出て来て東京をうろつくのが臣民として忠であるか...
和辻哲郎 「蝸牛の角」
...臣民として「なんの役にも立たぬ」ことを実行するよりは...
和辻哲郎 「蝸牛の角」
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