...「大臣は公務多忙というが...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...またソガのイナメの宿禰の大臣の女のキタシ姫と結婚してお生みになつた御子はタチバナノトヨヒの命・イハクマの王・アトリの王・トヨミケカシギヤ姫の命・またマロコの王・オホヤケの王・イミガコの王・ヤマシロの王・オホトモの王・サクラヰノユミハリの王・マノの王・タチバナノモトノワクゴの王・ネドの王の十三方でした...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...豊臣秀吉小田原征伐の際...
大町桂月 「秋の筑波山」
...そのようにして賢明な司法大臣さえも...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...広元朝臣の家に渡御...
太宰治 「右大臣実朝」
...醍醐帝と此の大臣とが密(ひそ)かに謀(はか)って世間の奢(おご)りを戒めたと云う話なども伝わっている...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...警務大臣のフウシエが妨害してみな挫折させてしまった...
久生十蘭 「フランス伯N・B」
...往古、我が王朝の次第に衰勢に傾きたるも、在朝の群臣、その内行を慎まずして私徳を軽んじ、内にこれを軽んじて外に公徳の大義を忘れ、その終局は一身の私権、戸外の公権をも併(あわ)せて失い尽したるものならんのみ...
福沢諭吉 「日本男子論」
...掌璽大臣モールヴィーエー(Morvilliers)を召して...
穂積陳重 「法窓夜話」
...大臣などの心痛は非常なもので...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...初めからしめっぽいふうであった大臣はさらに多くの涙を見せて...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...重臣たちの部屋も定(きま)っていた...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...久我(こが)の前(さき)ノ内大臣もやってきた...
吉川英治 「私本太平記」
...悲腸の廷臣たちを力づけたものがある...
吉川英治 「私本太平記」
...家康腹心の臣、酒井与四郎重忠は、伊勢地方への旅行を名として、ひそかに長島を訪い信雄と会って、何か、密議するところがあった...
吉川英治 「新書太閤記」
...前内大臣、内大臣(おおい)の殿と呼ばれている...
吉川英治 「随筆 新平家」
...その信長を討って、一月(ひとつき)ともたたない間に、信長の臣、羽柴筑前守秀吉(はしばちくぜんのかみひでよし)に亡ぼされ、土民の手にかかって、その首は、人通りの多い都の辻に、幾日も曝(さら)し物にされていたと聞く――亡父光秀以下の一族のためにも、朝暮、回向(えこう)の読経(どきょう)をかかさなかった...
吉川英治 「日本名婦伝」
...新免伊賀守様の旧臣...
吉川英治 「宮本武蔵」
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