...飛鳥(あすか)の大臣様(おおおみさま)の御出になる都の方へまっすぐに...
芥川龍之介 「犬と笛」
...上愚は総理大臣から下愚は腰弁に至る迄...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...六月二十七日に各省大臣及び鉱毒調査会に提出した...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...その折は代りに文部大臣宛のをでも一つ倹約(しまつ)して...
薄田泣菫 「茶話」
...それこそ業平の朝臣のやうに...
田山花袋 「道綱の母」
...重臣達は一つのブロックを造ったというわけである...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...謹慎の二字実に孔明の人物を悉くせりと夫れ社稷の名臣は多く謹慎の人なり謹慎の人に非ずむば決して天下の大事を託す可からず顧ふに近衛公を知らざるものは其言動の往々矯激に失するあるを以て...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...丁度(ちょうど)文部大臣が新しい材料のないのに拘(かかわ)らず...
「元日」
...当時の日本の陸軍大臣であった田中義一にも...
蜷川新 「天皇」
...太政大臣じきじきの権勢を持たれるあなたが――」阿賀妻は低いこえでそう云った...
本庄陸男 「石狩川」
...内大臣は昔のその人とは思われないほど謙遜(けんそん)な娘の親の心になって宰相中将を招くのにわざとらしくない機会を...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...左大臣の姫君の所へ宮がはじめておいでになるのは幾日ということが外から中の君へ聞こえてきた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...名は王臣(わうしん)...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...秀吉はうしろの侍臣たちへ向って...
吉川英治 「新書太閤記」
...さげすまれたがよろしいでしょう」謀臣は...
吉川英治 「新書太閤記」
...家康の臣列に加えられ...
吉川英治 「新書太閤記」
...こよいのみは、この大臣も、わが美味な血を、蚊の歓宴に施していたのである...
吉川英治 「平の将門」
...わたくしの臣ならず...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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