...彼は臆病者だから、新しいことに挑戦するのが苦手です...
...あの人は臆病者だから、怖いもの見たさという言葉が全く当てはまらない...
...臆病者の犬は、突然の音に驚いてビクッとした...
...彼女の臆病者ぶりには、周りの人たちはどうしてもイライラしてしまうようだ...
...誰でも初めは臆病者だったと思う...
...おそらくお前の眼を怖れるのは臆病者ばかりで...
レオニード・ニコラエヴィッチ・アンドレーエフ 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...「お前みたいな臆病者に...
海野十三 「地底戦車の怪人」
...それを見た臆病者の大げさな仕草...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...死(し)に対(たい)して恐怖(きょうふ)を抱(いだ)く臆病者(おくびょうもの)は...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六号室」
...臆病者の勇吉が、其處へスタスタと入つて行つたのですから、笹野新三郎も少し面喰(めんくら)ひました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...臆病者の真似をしているのは...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...安全地帯を探して廻る臆病者たち...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...似ても似つかぬ憐れむべき臆病者に...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...これが先刻承知の臆病者に対する扱いだ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部秘話」
...千仞の谷底をのぞく臆病者のやうに上体を前方にのめり出した...
牧野信一 「秋晴れの日」
...「あんな腰ぬけの臆病者のために死ぬなんて...
山本周五郎 「さぶ」
...臆病者めと罵(ののし)って...
山本周五郎 「新潮記」
...侍でいて臆病者といわれるような者のところへは...
山本周五郎 「ひとごろし」
...すると妹の「兄さんが臆病者だから...
山本周五郎 「ひとごろし」
...未亡人から臆病者とか何とか云って散々に冷かされていた事も忘れていない...
夢野久作 「けむりを吐かぬ煙突」
...臆病者(おくびょうもの)め」「どうして檻(おり)からでてきたのだろう...
吉川英治 「神州天馬侠」
...片腹(かたはら)いたい臆病者(おくびょうもの)のたわ言(ごと)こそ...
吉川英治 「神州天馬侠」
...どうしてこんな臆病者になったのか)すこし自分を歯がゆくも思った...
吉川英治 「宮本武蔵」
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