...余はかくの如く他人に対して臆病なりしかど...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...その思想の臆病なのとに驚かされないわけに行かない...
ピョートル・アレクセーヴィッチ・クロポトキン Pyotr Alekseevich Kropotkin 大杉栄訳 「革命の研究」
...それでも臆病な畫學生は誰にも言はないでゐた...
竹久夢二 「砂がき」
...持ってお出(い)でよ」「そんなことを云うなよ」臆病な主翁(ていしゅ)は...
田中貢太郎 「黄燈」
...臆病な神経を戦(わなな)かせていた...
徳田秋声 「あらくれ」
...でも、失敗したのが、かえって好都合になりましたよ」「どんな失敗ですの? どうして好都合でしたの?」「それはねえ、あの人は臆病な、気の弱い人なんですからね...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...彼らはおおむね臆病な連中ばかりだった...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...気持がひどく内気で臆病なようだったが...
豊島与志雄 「溺るるもの」
...最も臆病な柳水宗匠が...
中里介山 「大菩薩峠」
...三年前品川の問屋場に泥棒が入って、役人を一人殺して千五百両の御用金を盗んだのは、そこで働いている、一番臆病な、ガタガタ慶吉の仕業だったとね...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...淋しいなあ……オーイと呼んでも誰も飛んだスリツパを取つてはくれぬ度胸をきめて廻転椅子から飛び降りて片つ方のスリツパを取りに行かうかあゝ臆病な私の手はしつかり廻転椅子にすがりついてゐる...
林芙美子 「蒼馬を見たり」
...ここに居る臆病な侵入者は...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「ギルレイ」
...――そんな騒ぎだといふのに阿父さんの姿が見へないのさ、志村(清親のこと)なんて、後ろ鉢巻で門のところに蓆を引いて頑張つてゐるといふ騒ぎなんぢやないか! 阿父さん、阿父さん! といくら呼んでも返事もしない、どうしたんだらうと思つて、探して見ると、驚くぢやないか! 裏の空地で、長持の陰に蒲団が積んであるなかにもぐつて、狸寝入をしてゐるのさ! 大胆ぢやない、臆病なのさ、可笑しくつて仕様がなかつた...
牧野信一 「「悪」の同意語」
...この先自分が誤つて臆病な身振りをすることがあつても...
牧野信一 「舞踏会余話」
...口でばかり強さうなことを云つてゐながら凡そ臆病な三谷を悸かしてやらう――左う考へて雪江は...
牧野信一 「夜の奇蹟」
...叮嚀にくさむらの奥まで走り込むほど臆病なのもいる...
室生犀星 「螽※[#「虫+斯」、第3水準1-91-65]の記」
...臆病な持ち前はすぐ体に出してしまう...
吉川英治 「宮本武蔵」
...臆病なる大将である...
和辻哲郎 「埋もれた日本」
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