...女王さまが臆病だったのだと考えるだけでしょう...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...臆病だつて世の中はわたれてよ』そんなことを言つてゐる中に...
田山録弥 「磯清水」
...そういうことが自分の前で臆面(おくめん)もなく言われるのは許すべからざることのように思われた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...中には拙者の前で臆面も無く閑山が閑山がと呼びかけて済ましているのがある...
中里介山 「百姓弥之助の話」
...臆病らしくこう言うのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...――でも臆病な私は磔刑柱が眼の前にチラ付いて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...此事項は記者の臆斷にとゞまるに過ぎざるものとなるべし...
原勝郎 「吾妻鏡の性質及其史料としての價値」
...故に何の臆するところなく大胆にその業をはじめ...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...臆病にならずに、正しい方へと歩き返してください...
松永延造 「職工と微笑」
...かくも私の如く臆劫で...
水野仙子 「輝ける朝」
...臆病風に吹かれたとして置いて下すってもいい...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...第二十七章 臆病は残酷の母モンテーニュはここでも(前出第二巻第五章...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...見慣れないものに対してはすべての人は臆(おく)しやすく疑い深い...
柳宗悦 「工藝の道」
...君が臆病だからじゃない?」とおだやかに保井進がいい...
山川方夫 「演技の果て」
...――臆病な、弱い人間なんだな...
山本周五郎 「ちくしょう谷」
...ちゃんは臆病だから...
吉川英治 「江戸三国志」
...――そんな邪推や臆測から生じる一種の衆の鬼気が...
吉川英治 「新書太閤記」
...彼ひとりの臆測で...
吉川英治 「宮本武蔵」
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