...こりゃ初子さんなんぞは殊に拳々服膺(けんけんふくよう)すべき事かも知れませんぜ...
芥川龍之介 「路上」
...直ぐもう國を擧げて膺てや懲せや清國をといふ氣になつたのだ...
石川啄木 「大硯君足下」
...ついにチウトン文明の代表者たる独逸(ドイツ)の民族主義を膺懲(ようちょう)し得...
大隈重信 「永久平和の先決問題」
...暴戻(ぼうれい)支那を徹底的に膺懲(ようちょう)すべしと言うのだ...
高見順 「いやな感じ」
...師匠の言うことは眷々(けんけん)服膺(ふくよう)して...
高村光太郎 「回想録」
...協力して夫を助けて夫を膺懲すべしとの盟を立てさせた...
土井晩翠 「「イーリアス」例言」
...かつ全人類の服膺(ふくよう)すべき法則であるなどと...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...其の聖鑒を蒙りて任に憲法立案の事に膺るや...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...其の聖鑒を蒙りて任に憲法立案の事に膺るや...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...大いに難有(ありがた)く服膺(ふくよう)する訳であります...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...よろしく膺懲(ようちょう)すべしという歌が流行(はや)った...
萩原朔太郎 「日清戦争異聞」
...小奴に服膺(ふくよう)させねばならないと思っていた...
長谷川時雨 「マダム貞奴」
...徹底的に膺懲(ようちょう)してやらんと...
火野葦平 「花と龍」
...之を服膺(ふくよう)して...
慶応義塾 「修身要領」
...為将帥者不可不服膺...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...膺懲(ようちょう)の剣...
吉川英治 「三国志」
...膺懲(ようちょう)の大義を世にふるい唱えねばならん」「さはいえ...
吉川英治 「三国志」
...それを膺懲(ようちょう)し...
吉川英治 「新・水滸伝」
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