...僧膳所でご飯を食べる...
...古都である京都では、お寺の膳所で典膳が楽しめます...
...審判官は膳所(ぜぜ)だといった...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...俳人はかならずみるべき書なり)『義仲寺にうつして葬礼義信を尽(つく)し京大坂大津膳所(ぜゞ)の連衆(れんじゆう)被官(ひくわん)従者(ずさ)までも此翁の情(なさけ)を慕(した)へるにこそ招(まねか)ざるに馳来(はせきた)る者三百余人なり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...膳所(ぜぜ)に遊んだ時には湖水に夕日が美しく射渡って...
田山花袋 「蒲団」
...琵琶湖はまた鳰(にほ)の海ともいひ、その名の如く琵琶に似て、瀬田(せた)、膳所(ぜぜ)、大津などの湖尻から三里ばかり北に入つてゆく間は東西の幅も一里位のもので、それが野洲河口の長沙と堅田の岬端とで狹められてゐる邊は約半里くらゐのものかも知れぬ...
近松秋江 「湖光島影」
...膳所(ぜぜ)の城もその瓦甍影を水に(ひた)してゐたであらう...
近松秋江 「湖光島影」
...次兄が膳所中学校に入学した...
外村繁 「澪標」
...脇村先生は膳所中学校に転任された...
外村繁 「澪標」
...膳所中学に入学し...
外村繁 「澪標」
...私は膳所中学の徽章のついた麦藁帽子をかぶっている...
外村繁 「澪標」
...京の膳所裏(ぜぜうら)あたりで育てたらと思われるばかりの女です...
中里介山 「大菩薩峠」
...膳所(ぜぜ)藩の警固隊を突破し三上村に殺到...
中里介山 「大菩薩峠」
...膳所藩(ぜぜはん)の警固隊を突破し...
中里介山 「大菩薩峠」
...あれから農奴が膳所藩(ぜぜはん)の曝し場から...
中里介山 「大菩薩峠」
...伴も連れずに馬で膳所(ぜぜ)の遊女宿へ通った...
久生十蘭 「無月物語」
...膳所(ぜぜ)や石場あたりから...
横光利一 「琵琶湖」
...膳所(ぜんしょ)の侍(さむらい)が...
吉川英治 「神州天馬侠」
...膳所(ぜぜ)の松原のかげであった...
吉川英治 「神州天馬侠」
...膳所(ぜぜ)の色街でさんざいわれた――佐々木小次郎の忠言を今...
吉川英治 「宮本武蔵」
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