...これは外から来る輻射熱を吸収して膨張し...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...肩が膨(ふわ)りと胴が細って...
泉鏡花 「薄紅梅」
...中からは丸く膨らんだ茶色の大きな封筒が現れた...
海野十三 「地球盗難」
...するとナオミはむッと面(つら)を膨らせて...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...しかしてかくのごときはいわゆる武備機関の膨脹したる自然の結果なり...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...かくすれば目的の主著は過多にして而も不充分なる事例のために膨大となり過ぎるのを免れることが出来るであろう」...
戸坂潤 「エマヌエル・カント『自然哲学原理』解説」
...澄(す)み透(とほ)る明るい空の青が、水平線近くで、茫と煙る金粉の靄の中に融け去つたかと思ふと、其の下から、今度は、一目見ただけで忽ち全身が染まつて了ひさうな華やかな濃藍の水が、擴がり、膨らみ、盛上つて來る...
中島敦 「環礁」
...cが三百億という膨大な数字でその二乗がかかっているために...
中谷宇吉郎 「八月三日の夢」
...冬瓜(とうがん)の水膨(みずぶく)れのような古賀さんが善良な君子なのだから...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...主人(しゆじん)は予想通(よさうどほ)り血色(けつしよく)の好(い)い下膨(しもぶくれ)の福相(ふくさう)を具(そな)へてゐたが...
夏目漱石 「門」
...「馬鹿野郎、そんなに頬ぺたを膨らがしちまう奴があるか、あれまた、膨ら……そ、それじゃ小僧が団子を頬張ってるところだ...
正岡容 「小説 圓朝」
...手も足も膨れているからぼくはまるで権十が夜盗虫みたいな気がした...
宮沢賢治 「或る農学生の日誌」
...非常に膨れる...
村井弦斎 「食道楽」
...それほど膨大な量があり肉入りと餡入りの二つ分を食べれば...
室生犀星 「末野女」
...泥まみれの両頬をプーッと風船ゴムのように膨らまして...
夢野久作 「斜坑」
...あとからあとから膨れ上らせて来る...
夢野久作 「戦場」
...日吉は顔を膨(ふく)らせて...
吉川英治 「新書太閤記」
...膨大な数の漆黒の石造建築が幾何学の法則を悍ましくも歪曲しつつ集積していた(*15)...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
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