例文・使い方一覧でみる「膓」の意味


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......   の読み方
饗庭篁村 「木曾道中記」

...(はらわた)を掴(つか)み出して...   膓を掴み出しての読み方
泉鏡花 「海城発電」

...下から吹き上げて来る風は(はらわた)から脳天にまで滲みこむように冷たかった...   下から吹き上げて来る風は膓から脳天にまで滲みこむように冷たかったの読み方
高浜虚子 「富士登山」

...屍骸の(はらわた)にうごめいている蛆(うじ)の一匹々々をも分明に識別させたのであったが...   屍骸の膓にうごめいている蛆の一匹々々をも分明に識別させたのであったがの読み方
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」

...歯ぐきから(はらわた)の底へ沁(し)み徹(とお)る冷(つ)めたさを喜びつつ甘い粘(ねば)っこいの実を貪(むさぼ)るように二つまで食べた...   歯ぐきから膓の底へ沁み徹る冷めたさを喜びつつ甘い粘っこいの実を貪るように二つまで食べたの読み方
谷崎潤一郎 「吉野葛」

...柿□ひとりの句二つについて――□旅の句...   柿膓□ひとりの句二つについて――□旅の句の読み方
種田山頭火 「其中日記」

...断亭襍稾出版についての用談なり...   断膓亭襍稾出版についての用談なりの読み方
永井荷風 「断腸亭日乗」

...断亭を訪はれ浮世絵の事を談ぜらる...   断膓亭を訪はれ浮世絵の事を談ぜらるの読み方
永井荷風 「断腸亭日乗」

...夕刻建物会社員永井喜平来り断亭宅地買手つきたる由を告ぐ...   夕刻建物会社員永井喜平来り断膓亭宅地買手つきたる由を告ぐの読み方
永井荷風 「断腸亭日乗」

...發疹窒扶斯と窒扶斯との鑑別診斷でぐつと行詰つてしまつた...   發疹窒扶斯と膓窒扶斯との鑑別診斷でぐつと行詰つてしまつたの読み方
長塚節 「開業醫」

...私は重いチブスに罹つて...   私は重い膓チブスに罹つての読み方
南部修太郎 「病院の窓」

...盲の方はどうしてもなさらなきやいけないの...   盲膓の方はどうしてもなさらなきやいけないのの読み方
南部修太郎 「病院の窓」

...明後日あたり盲の手術だつて――附添の本田さんが云つてましたわ……」と...   明後日あたり盲膓の手術だつて――附添の本田さんが云つてましたわ……」との読み方
南部修太郎 「病院の窓」

...捻轉をしたりして...   膓捻轉をしたりしての読み方
長谷川時雨 「四人の兵隊」

...これにも(はらわた)はたゝるべき聲(こゑ)あり...   これにも膓はたゝるべき聲ありの読み方
一葉女史 「ゆく雲」

......   の読み方
樋口一葉 「別れ霜」

...斷の文はこれに盡きない...   斷膓の文はこれに盡きないの読み方
横瀬夜雨 「花守」

...はじめはなんでも君の令兄都築豺子君がずつと以前天の川に投句してゐた関係から...   はじめはなんでも君の令兄都築豺膓子君がずつと以前天の川に投句してゐた関係からの読み方
芝不器男 「不器男句集」

「膓」の読みかた

「膓」の書き方・書き順

いろんなフォントで「膓」


ランダム例文:
記述法   将棋所   例示  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

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