...また膀胱(ぼうこう)カタルになったと思うのよ...
海野十三 「棺桶の花嫁」
...ヒポクラテスは膀胱の検査でゾンデの使用を理解し...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...アレキサンドロスの息子シリア王(紀元前150年)アンティオコス(Antiochus)の後見人ディオドトスの扇動により膀胱結石切除術師が膀胱結石と言って10才のアンティオコスを殺す忌まわしい殺人事件が起きた...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...膀胱内で結石を破壊する手術はアレキサンドリアでアンモニウス・リトトモス(Ammonius Lithotomos 287BC)に考案され...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...銛(もり)に長き紐(ひも)を付け其端(はし)に獸類(ぢうるい)の膀胱抔(ばうくわうなど)にて作りたる浮(う)き袋(ふくろ)を括(くく)り付(つ)け置きしならんと考ふるなり...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...たとえかなり真空になってもゴム球か膀胱(ぼうこう)か何かのように脚部の破裂する事はありそうもない...
寺田寅彦 「化け物の進化」
...膀胱(ぼうこう)にはち切れるばかり水を詰めたのを針ほどの穴に洩(も)らせば...
夏目漱石 「野分」
...広げた皮革や膀胱や袋に孔をあけ...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...男性原理、すなわち活気ある温かみ、はその拡大傾向によって、主として収縮性のある空洞の臓器、いわゆる“部屋”(大腸、小腸、膀胱、胆嚢、胃)に作用する...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...この膀胱の中には...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...彼女は膀胱カタルに罹っていたある老人の面倒を看てあげていたことがあると言っていた...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...夫れから刀の切口(きりぐち)に釘抜(くぎぬき)のようなものを入れて膀胱(ぼうこう)の中にある石を取出すとか云(い)う様子であったが...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...先づ腹部を切開して、それから胸腔に及んで、内臟の全くを露出する……膓でも、胃でも、腎臟でも、膀胱でも、肺でも、心臟でも、または動脈でも靜脈でも、筋(きん)でも骨でも、神經でも靭帶(じんたい)でも、巧に、てばしこく摘出しまた指示して、そして適宜に必要な説明を加へる...
三島霜川 「解剖室」
...膀胱(ぼうこう)カタルを猶悪化させますから...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...安西博士は膀胱には大した故障はない...
室生犀星 「われはうたえども やぶれかぶれ」
...彼は膀胱(ぼうこう)の中の大きな石のために...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...石なんか膀胱からも手のひら*からも出なかった...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...膀胱(ぼうこう)とを...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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